【多様性】- 響(santuario)東京/性感マッサージ

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響の写メ日記

  • 多様性
    多様性

    先日、「正欲」という本を読みまして

    改めて、最近は特に

    "多様性"というワードをよく耳にするなと感じました。

    政治家のパーティーに

    そのワードを利用したことでも

    とりわけ話題になりましたが

    僕はその"多様性"という言葉が嫌いです。

    いや、

    "多様性"という言葉で片付けるのが嫌いです。


    みんなが多様であって欲しいと心から願いますが

    『多様性の時代だからしょうがない』

    と言ってしまったら、そこにはむしろ

    理解が欠けてしまうように思えるからです。

    日本の島国的な文化がその言葉によって緩和されて

    『こうでなければいけない』という風潮が

    確かに減ったかもしれません。

    同性を愛することが否定されにくくなったり

    障害を持った方がより配慮されるようになったり

    女性が仕事に勤しみやすくなったりと

    世の中は大きく変わりましたが

    その理由が"多様性の時代だから"なんだとすれば

    今までと何も変わっていないように

    感じてしまいます。

    裏を返すと

    昔から理解されるべき人たちが

    理解されてこなかったという事実が

    "多様性"という言葉によって露呈された

    ということなんだと思います。

    もちろん

    無理に全てを受け入れる必要もないと思います。

    でないと

    嫌なものは嫌、好きなものは好きとさえ

    言えなくなってしまうからです。

    そうではなくて

    『こんな考え方もあるんだ』

    『だからこんな思いを抱いているんだ』

    と理解をすることが

    今だからこそ求められてるのではないかと思います。


    "女風"もある意味、今の時代的に言えば

    多様性の一つに含まれる気がします。

    理解されにくいとされる文化なのかもしれません。

    恋愛をしていたり

    愛を誓って結婚をしているのに

    『なぜ』と言う人のほうが

    もしかすると多いのかもしれません。

    でも、必ずそこには理由が存在します。

    10年後20年後

    この世界がどうなっているのかわかりませんが

    理解されるべき人に理解される日が来ますように。

    そして

    少なくとも、多様性という言葉を謳わなくても

    お互いが理解を示し合えるような

    そんな日が来ればいいなと

    願っております。





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