【温故知新】- 響(santuario)東京/性感マッサージ

santuario

東京/性感マッサージ/東京と大阪に拠点を置き、近郊および全国出張対応

響の写メ日記

  • 温故知新
    温故知新

    最近気づいた。

    東京にいると

    まあまあ満員の電車に揺られることもあるから

    身動きが取れない僕に取っての楽しみは

    車内広告を見ることぐらいなんだということを。

    知らずに目をやってしまうのは

    目を引く広告を作ってる

    企業側の戦略にはまってる気もするけれど

    それはそれはキャッチーなフレーズの宝庫でしかない。

    人生でこんなにも広告を目にしてきてるのに

    毎度『おもしろいなあ』と思えるのは

    それでもきっと見たことのないワードだからなんだろう。

    私生活の中で

    僕たちはまあまあな頻度で

    『おもしろくないなあ』とか

    『前はおもしろかったのに』とかいう言葉を耳にする。

    『おもしろいなあ』よりももっと多い気がする。

    何かと比べてだったり

    シリーズものの1の方が良かった、みたいな感覚なら

    わからなくもないけれど

    『新しくないからおもしろくない』って考え方が

    あまりにも多い。

    昔ならば誰でも体感できるような代物でないものも

    今ではかるーく消費できてるんだろうから

    やむを得ない部分はあるとしても。

    新しいものが出てこない時代が到来したら

    それはもう社会の仕組みとか文明的に

    停滞というか、死を意味するから

    決してそこを否定することはできないけれど

    "新しくないもの"を、もう一回手に取ってみて

    よく見て、触れて、感じて、

    とことん味わってみたら

    新しくないのに『おもしろいなあ』ってなるかもしれない。

    どんなにテレビが普及したって

    ラジオは無くなってないし

    イヤホンで音楽を聴けたとしても

    ライブハウスは無くならない。

    もう知ってるであろうあの普及の名作を

    わざわざ劇場に足を運んで観に行くこともある。


    何を言いたいかわからなくなってきたけれど

    新しいものが増えても

    それはあくまで選択肢の幅が広がっただけで

    "すでにあるもの"の中にもたくさんおもしろいものが

    きっと転がってるんだよってこと。

    逃げも隠れもせずに

    ひっそりたたずんでいるそやつらを探していく事が

    みんなが持つ永遠の課題なのかもしれない。



    santuario 響




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