【ファッションも恋も】- 響(santuario)東京/性感マッサージ

santuario

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響の写メ日記

  • ファッションも恋も
    ファッションも恋も

    朝晩だいぶ冷え込むようになってきても

    秋はお洒落を最大限に楽しめる季節なんだから

    寒さも多少嬉しい。


    僕ら日本人は特に流行っているモノに敏感で

    その感覚は良くも悪くも小さな頃から

    勝手に身についていく。

    僕が小学生の頃はみんながpikoのTシャツを着てて

    中学ではなんとなくナイキのエアフォースを履いて

    高校になったら古着のpoloを着てと。

    それを身につけていないことが罪とまでは言わないものの

    "みんなと同じ"じゃないと

    なんだか取り残されてるような

    焦る気持ちになってしまうこともあった。


    大人になるにつれて

    自分らしさがだんだんと出せるようになっていくけれど

    小さな頃からの感覚が根付いてるからだろうか。

    自分の着たい服を着るというよりは

    "うかない"ファッションを選びがちだ。

    流行から遅れていないか、とか

    派手じゃないか、とか

    自分のカラーに合ってるか、とか。


    そもそもその感覚が日本の文化になっているわけで

    決して悪いことではないし

    モノやヒトに合わせることができるという

    強みでもあったりするけるど

    その分、自由が損なわれている気がするのは

    僕だけではないと思う。


    今回海外に行って

    一番に思ったのはその違いだった。

    街を歩けば

    日本人的な感覚だったら"派手"な部類になる洋服を

    なんの恥ずかしげもなく着こなしていた。

    着こなせているように見えたのは

    みんながどうどうと胸を張って歩いてたからだ。

    年齢も体型も、性別だって関係ない。

    おじいちゃんだから、、

    太っているから、、

    男の子だから、、

    なんてものは存在していなかった。


    恋人や夫婦の関係性もそう。

    ハグしたい時にハグをして

    キスしたい時にキスをしているように見えた。

    あるおばあちゃんが

    何かのチケットを買おうと列に並んでいる時

    どこからかおじいちゃんが近づいてきて

    『ありがとう』と言いつつ

    周りに目もくれずにキスをして去っていった。

    何歳になっても恋をしている様が

    胸を熱くさせた。


    いい意味で流行に流されないことは

    今の日本に足りないことなのかもしれない。

    ファッションでも恋でも。


    santuario 響




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