【ハジマラナケレバオワラナイケレド】- 響(santuario)東京/性感マッサージ

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響の写メ日記

  • ハジマラナケレバオワラナイケレド
    ハジマラナケレバオワラナイケレド

    ある人が

    ぼそっと、こんなことを言った。

    『始まった瞬間に終わりが見えてしまう』

    『だから、彼氏も旦那も作らない』と。


    同じように考えたことがある人はいるだろうか。

    この感情は、誰でもなり得るから

    日記として書いてみようと思った。

    はじめに言っておくけれど

    書きたいことを書いてるだけだから、オチはない。笑


    少なくともこの言葉を聞いた時に

    恋愛に臆病になるとかいう次元じゃなくて

    半分飽き飽きしてるというか

    投げやりになってるような気がした。


    相方を作るのか、独身でいるのか。

    そんなのは人の自由だから

    誰かがどうこう言えることでもないけれど

    『どうせ、いつかは終わるから、始めない』んだとすれば

    あまりにも寂しい気もした。


    どんな物語にも、物事にも、自分自身の命にでさえも

    "終わり"はあるけれど

    たった一回のこの人生というストーリーを

    終わりが見えるからと言って

    読み進めない選択肢はない。

    それでも

    人と人との関係から透けて見える"終わり"は

    何にも勝って怖いものだから

    "始まること"を遠ざけるんだろうか。

    完成予想図を見ながら、計画的に建設を進めるような類の

    "終わり"とは違うわけだし。


    世の中の全カップル、全夫婦が理想の形を描けていれば

    当然この業界は成り立たない。

    だけど

    『彼氏作り始めんなよ』

    『結婚すんなよ』って僕らは言うわけでもなく

    むしろここで出会った人みんなが、私生活に戻った時に

    いろんな面で(恋愛含め)前に進んだり

    いい方向に向かって行くことをいつでも願ってるはず。

    だからその瞬間、場面で、全力でぶつかることができる。

    誰かセラピストと出会って、幸せを感じられたからこそ

    飽き飽きしてた日常を頑張れるようになったり

    前向きに誰かと向き合ってみることの大切さみたいなものを

    再確認できた人もいると思う。

    もちろん

    私生活ではできないことを補ったりケアしたりする部分も

    あるけれど。

    セラピストそのものががそんな存在であれたらいい。


    でもそうは言っても

    この人種自体にも限りがある。

    『今は楽しいけれど、あと何回会えるのかな?』

    なんて考えてしまうこともあるはず。

    ある意味終わりがチラつく関係と言われれば、確かにそうだけど

    始めるのが怖くたって

    そんなことには飽き飽きしていたって

    目の前のセラピ君との関係は、モウハジマッテイルのでは。


    終わりを見ようとするよりも

    今一緒に居れる喜びを噛み締められるような

    終わりが迫ってるならその時がくるまで

    今を一緒に笑い合えるような関係であれたら


    『素敵やん』-しんすけ


    santuario 響




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