【愛ってなんなんだろう。】- 響（santuario)東京/性感マッサージ

ずっと昔からそんなに変わらないストーリー展開だったとしても

いつだって恋愛もののドラマが視聴率を稼ぐように

職場の飲み会が開かれれば

『私も愛されたーい』とどこからか聞こえてくるように

世の中の人はほとんどが、愛を欲しています。

だからこそ

愛とは何かが明確になれば

それを簡単に得られるのではないかと考えたくはなりますが

すぱっと言い切ることができないのも、また愛です。

僕自身もまた

恋愛マスターでもなければ

愛の伝道師でもないので

愛が何を意味するかなんて

正直なところわかりません。

ましてや

『愛してる』の言葉がなかなか言えない

日本人男性の一人ですから

愛を語るなどけしからん話でしょうが

ただ

"好き"とは違う

ってことはなんとなくですがわかります。


『一目惚れしました、好きです』となることがあっても

『一目惚れしました、愛しています』にはなりません。


友人同士で飲みに行って、帰りが遅くなる時

『どんなに遅くても、彼が迎えにきてくれるから』と話そうものなら

『愛されてるねえ』

と声をかけたくなりますが

『好かれてるねえ』

とは言わないはずです。

その言葉が仮に通るような場合は

きっと恋愛関係にはなく

相手が一方的に友人に好意を寄せてる印象を受けます。


好きという感情よりももっと重くて深いイメージなので

学生時代の彼氏彼女が

『愛してる』という言葉を口にすることもなかなかないでしょう。

まあ、愛を悟って愛に嘆いた

10代の頃の尾崎のような青年もごくわずかいるかとは思うんですが。



愛は、恋愛だけに留まるわけではありません。

愛ある母親は自分の身を削って夜通し子供に乳を与えます。

子供が熱を出せば、仕事を残して看病するはずです。

きっと自分と子供どちらか一方しか命が救われないとしたら

自分を投げ打って子供を助けるでしょう。

母から我が子へ向けられた愛があるからです。


職場においても学校生活においても友人関係においても

もしかしたら目に見えない愛は存在しているかもしれませんが

そこには少なくとも

自分のことのように、いや、

時には自分のこと以上に相手を大切にする気持ちが存在します。

自分がこうしたいよりも

相手がどうして欲しいのか。

どうされたら喜んでくれるだろうか。

どうしたら笑顔にさせられるのか。

相手の幸せの一端を担いたい。

そんなことを考えられること自体が

もう既に愛の片隅に足を踏み入れてることになるのかもしれません。

そういう意味で言えば

女風の世界にも、愛が溢れて欲しいですね。

『愛してる』の言葉がなくてもそれを実感できる関係って

特別ですよ。



『あくせくする毎日に疲れたなら、ここで眠るがいい。』
-尾崎豊-



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