【文字】- 響(santuario)東京/性感マッサージ

santuario

東京/性感マッサージ/東京と大阪に拠点を置き、近郊および全国出張対応

響の写メ日記

  • 文字
    文字

    日記を書きながら言うのもあれなんですが

    なんだか文字って味気ないなあと

    思ったりすることってありませんか?


    恋愛小説のような

    甘い甘いストーリー設定なんかがあると

    肉付けした表現から

    いろんな妄想が膨らんだり

    情景がパッと目に浮かぶんですが


    DMとかLINEとか

    言葉のキャッチボールをする時には

    特にそう思いますよね。

    受けての気持ちを100%汲み取ることが

    できないですしね。

    文字が一人歩きしてしまうというか。



    作者として読者に提供する読み物という観点では

    小説やエッセイやコラムは

    万人受けしつつも

    わかる人にわかればいいスタンスが

    どこかにありますしね。


    でも日常の中で

    例えば

    "ありがとう"

    その一語でもだいぶ伝わり方が変わります。


    満面の笑みで『ありがとう』と本人は言っていても

    受けては、『本当に思ってるの?』と

    疑ってしまうこともあるからです。


    表情も声も感じられないからなんでしょうけれど。


    じゃあ人と人とが対話する時に

    文字は必要ないのかといえば

    僕はそうは思いません。


    文字にすることの意味はあります。


    そこに"熱量を込めて"綴れば

    味気ないものになるどころか

    ぬくもりさえ感じてもらえるからです。


    突発的に感情を表すよりも

    一旦立ち止まって

    相手のことを考える猶予が生まれます。

    その時間的猶予が

    反射的に出る言葉よりも

    何十倍もほんとの気持ちになったりします。


    考えながら文字にしている姿を

    そこに時間をかけた姿を

    相手に想像してもらえたら

    文章力云々に関係なく

    温かさを感じてもらえます。


    見返した時に

    "あの時に"戻った気分になれます。


    録音、録画しとけばよかったーは

    ありません。


    だから好きなんです。



    santuario 響




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