誰にも言えない秘密をかかえて
僕たちは各々生きている。
そうであるからこそ
『言いたいけれど言えない。』
そのもどかしさや苦しさは
貴女だけではなく
僕らにも痛いほどわかる。
女風を利用すること自体が
もしかすると誰かに"言えないこと"
なのかもしれないから
同じ思いを持っていたり
同じ経験をしている女性同士で
コミュニティができるのも
頷けてしまう。
たしかに世の中的には
人に言えないことをしている人は
まるで悪いことをしている人のように
とらえられる事が多いけれど
果たしてほんとにそうなんだろうか。
"言えないこと"
をしていることに罪はなく
"言えないこと"
をするに至った理由に罪があると
僕は思う。
ある人は
『もっと夫婦の時間が欲しい』と声に出しても
声に耳を傾けてもらえなかったのかもしれない。
今更言えないという恥ずかしさを殺して
夜の二人の時間を相手に願ってきたのかもしれない。
貴女にそうさせること。
貴女にそう思わせることのほうが
罪深い。
『大好きです』と言って付き合って
『愛しています』と言って結婚した
その重みに
相手が罪悪感を持つべきではないかとさえ
思ってしまうけれど
そうは言っても
女風を通して
またあるべき形に戻れるのであれば
女性としての貴女の幸せが戻ってくるなら
それもまた素晴らしいこと。
そのきっかけになれるだけでもいい。
だからね
言えないことをしてるんだと
罪悪感を感じる必要なんてきっとない。
santuario 響
響の写メ日記
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言えないこと。響
