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陽の写メ日記

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    やほ



    陽です



    今週は男の子たちの撮影ウィークです。


    腕が鳴ります。うるさいぐらいなってる。


    やってやるぞ、という気概で、そこらのカメラマンにはこの子らの良さを撮るのは負けたくない、そういう気持ちです。


    公開はもう少し先。


    お楽しみに。



    次回出勤は10/19(木)20:30~26:00です。


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    本日は父親の話。



    父親は板前で、昭和の人間で、頑固で、厳しくて、こだわりを持っていて、強くて、僕に音楽と料理を教えてくれた、子ども思いの優しい人です。


    僕は言わずもがな父親というたった1人の人間を尊敬しています。


    綴りたいエピソードは沢山あるけど、今日は父親が吸っていたタバコのエピソード。




    僕は小さい時から多くを語らない職人気質の父親の背中を見て育ちました。
    (母親のもね)


    ただ、今の僕があるのは間違いなく父親の影響がとてつもなく大きいわけで。


    僕の本名を決めたのも父親。由来は最近聞きました。


    母親の料理はあくまで一般的な、おふくろの味。落ち着く味。


    でも月に1回、父親が料理を振る舞う日があって。


    それはそれは子どもながらにとても楽しみにしていました


    なんてったってプロの味なので。和食の良さはその時はよく分からなかったけど、小さいながらに、お母さんの作るだし巻きより美味しかったり、お味噌汁もいつもより美味しい、ぐらいは感じていました。


    父親は家で料理を作る時もタバコを吸います。

    小さい頃は出汁の香りとタバコの香りが父親の香りでした。

    父親が吸っていたのはハイライト。

    僕が調理の仕事に就きたいって言った時は猛反対され(大変で稼げないから)、それを押し通して父親とは違う洋食の世界に入りました。

    専門学生の時、先生に調理をするならタバコはダメだよ(繊細な香りが分からなくなるから)っていう指導があって、その時父親の事がふと浮かびました

    父親はもう長年調理の世界にいて、ずっとタバコも吸っていて、香りとか分かるんかな、みたいな生意気なことを思ったわけです

    その頃僕はまだ非喫煙者だったので、直接その時聞きました


    「先生が調理するならタバコやめとけって言ってた」

    「吸わんほうがええに越したことはない。」

    「じゃあなんで吸ってるん?」

    「現場に出たらわかる、味も香りも大事やけど、それは慣れる。わかってくる。それより大事なもんがある。」

    「そうかぁ」

    その時は理解出来んくて、2年後現場に出て、毎日死にものぐるい働いて、睡眠時間3~4時間。

    その時にふとタバコ吸ってみよう、と思ったんです

    でもタバコの知識がないから、父親の吸ってたハイライトを買って。

    最初は慣れないからむせて、合わないなって思いつつも一服して。

    すっかり習慣化しちゃった頃、職場の喫煙所で1人でタバコを吸ってる時、直属の料理長が入ってきて、一緒に吸うことが増えて。

    普段は厳しい料理長も、タバコを吸ってる5分間だけは別人で。

    知らないこと、やった方がいいこと、足りないこと、色々教えて貰って。

    その時なんでタバコ吸ってるんですか?って聞いたら

    「パフォーマンスを上げる為。感情を落ち着かせるため。ひと呼吸おいて周りを見る為」

    って仰ってて。

    父親の言ってた大事なものってこういう事なんかなぁって、社会人になって、現場でて、コックになって少し気づきました。

    父親も死に物狂いで僕ら子どもを食わせるために働いて、上司と付き合って、ここまで育ててくれたんかなって思うと、かっこいいなって簡単に言えないな、っていう気持ちになって。

    家では全くその努力は見せなかったから。隠れて努力することのかっこよさと、仕事終わりのタバコは美味しいってことを教えてもらいました、とさ。

    今ではたまに会う時は一緒にタバコ吸って親孝行してます。



    以上父親とタバコの話でした。






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