0を抜かせば
自然数としての最小単位である
『1』
恋愛においても
最小かつ不可欠な数字らしい。
"一人"だって恋をすることができるけれど
"一人"足されれば
"一つ"の愛を育むことができる。
"一つ"屋根の下で
"一つ"の食卓を囲んだり
"一つ"のベッドで横たわりながら
"一つ"の目標の話なんかをしたりして
二人が"一つ"になろうとする。
だからある意味
1は
2になるためにあって
2から1つになるためにもあるから
尊い。
"一人"で見る寂しげな空も
そこに"1"を足すだけで
二人だけの特別な空になる可能性もある。
冬の悴む手を温める"一つ"の肉まんも
半分こにしたら
心まであったまる。
この世に生を受けて
あなたが今ここにいる時点で
すでに1が存在しているから
あとはあなたがそこに
何を足して
どこに1を見出すか。
でもそれは定義付けできない。
あなたしか知らないことだから。
えー。
こちらは強いて言うなら
肉まんよりピザまん派です。
santuario 響
響の写メ日記
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1の概念-改響