これまで色んな音楽に触れて生きてきました。
曲調や流行りに好みが左右されることが多いですが、
"歌詞"に励まされたり、
背中を押されることってありますよね。
今日は僕が感化されたある歌詞をご紹介します。
『あなたが怒ったり、泣いたり、声すら失ったとき、
透き通る気持ちを分けてあげたいのさ。』
これは椎名林檎さんの、
透明人間という曲の歌詞の一フレーズです。
それぞれの感じ方があるので、
僕の感じた捉え方として
見ていただければと思うのですが、
あなた=出会った人のことで、
その人が、
なにかにつまずいて憤りをあらわにしたり、
苦しくて泣いてしまったり声も出ないほど辛い時に、
単純にねぎらったり、
見せかけの言葉をかけるのではなく、
"透き通った気持ちを分けてあげる"。
つまり、
どんなものにも染まれる透明な色のように、
その人が先に進めるように痛みを分け合いたいんだと、
そう謳っているのではないかと思いました。
『どうして怒ってるのか』
『何で泣いてるのかわからない』
そう考えてしまうこともあります。
もしかすると、
理由は聞いて欲しくないとさえ思っているのに、
『なんで?』と聞き過ぎてしまうことも、
少なくないないはずです。
でも、
そんな時には透明な色のようになめらかに、
"あなたが辛かったり苦しい時は僕も辛いんだよ"
そう言って寄り添い、
痛みを分け合ってあげる大切さを、
そしてそこにある、
よどみなく溶け込んでいく、
人の愛情という色を感じました。
僕が出会った『あなた』と向き合う時、
幸せな時間を共有すると共に、
日々の色んな感情からくる痛みを分け合い、
人としての愛を持って向き合う存在になりたい、
そう想う今日この頃でした。
響の写メ日記
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僕は透明人間響