【海に愛された男】- 永士(santuario)東京/性感マッサージ

santuario

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永士の写メ日記

  • 海に愛された男
    永士
    海に愛された男

    海まで続く真っ直ぐな道を
    「渚にまつわるエトセトラ」を聴きながら
    海沙さんの運転で走る。
    「今日は永士がいるから
    いつもと違う道を通って行くよ」と
    海岸線に並行して伸びる、
    海と空しか見えない道を走ってくれた。


    到着したらまずは砂浜で
    ボードに寝てる体勢から立つ練習。
    右足の位置を決めたら
    間髪入れず起き上がって
    左足を肩幅より広めの位置で
    45度斜めに向けて立つ。
    と同時に重心を落として
    上半身を半身に構える。


    その後、
    ストレッチを入念にしてるあたりから
    海沙さんが波に乗りたくてうずうずしているのを
    背中で感じ始める。


    そしていざ、エントリー。
    波の向きにボードの向きを合わせて
    波が来る前にパドリングを始める。
    そこに後ろから来た波が
    ボードを押してくれる。
    気持ちいい。
    水面を飛んでるような
    波の一部になったような感覚になる。


    海沙さんはそこまで僕に仕込むと
    沖のほうを指さして
    「あっち行ってくるわ」と
    辛抱たまらん様子で、
    波をくぐりながら沖に出ていった。


    「俺の波乗りを、俺の背中を見て
    上達しろという昔ながらの
    教育方法ですよね海沙さん」と
    自分の中で理解して、
    波に飲まれ少し乗れてまた飲まれて
    繰り返し練習した。


    なかなか上手くできず
    「こんな時こそ海沙さんの
    ライディングを見て学ぼう」
    沖の方に海沙さんを探すと
    ちょうどライディングし始めて
    ボードをあっち向けてはこっち向けて
    ぐりぐり波を切り裂いて
    華麗なライディングを見せてくれた。


    「今の見た?」
    言葉では発さずとも
    そのキラキラした表情で伝わった。
    なんならライディングの途中くらいから
    こっちを意識してた気がする。
    そんなところが可愛い。


    しかも抑えるところは抑えてくれる。
    練習を繰り返してる中で、
    パッと一回だけボードに立てたところを
    ばっちり見ていてくれて、
    休憩中にめちゃ褒めてくれた。


    サーフィンを通して
    海沙さんの魅力を再発見。
    やっぱり海では海沙さんがよく映える。


    最後に
    僕がなかなかボードに立てずに難しいと話した時に
    海沙さんが発した名言で締めます。


    「波と女の子は
    難しいくらいがちょうど良いんだよ」


    santuario永士




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