【「口移し」】- 永士(santuario)東京/性感マッサージ

santuario

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永士の写メ日記

  • 「口移し」
    永士
    「口移し」

    僕が飲んでいる酒を

    隣で君が欲しがった。


    「じゃあ上向いて口を開けなよ」


    君はソファにもたれ掛かりながら

    これから僕の口から注がれる

    液体を受け止める為に

    恥ずかしそうに口を広げた。


    君を見下ろしたところで目が合う。

    口を開けて待つ自分を見られる恥ずかしさと

    これから起こることへの期待で

    君が興奮しているのが伝わる。


    数滴、口の中に落とすと

    息を荒くしながら、そのたった数滴を

    大切そうに舌の上で味わう。

    「ああ、美味しい」


    恥ずかしさも理性も無くなったのか

    もっと欲しいと言わんばかりに

    もう一度口を開ける君。


    僕は君の口から溢れるまで注ぐ。

    注いだ液体が唇から溢れて首を伝う。


    「もったいないなあ」

    僕は君の首を伝う液体を

    舌を這わせて拭う。

    すでに酒の入った君の身体は素直で

    身体を震わせながら歓喜する。


    酔ったからなのか

    高まったからなのか

    君の顔はすでに紅潮している。


    僕は君がどうして欲しいか分かったし

    君もどうされるのか察している。


    「こぼれないようにしないとね」



    santuario永士




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