【第70号「MIKINOKIMI?」】- 実樹(東京萬天堂)東京/性感マッサージ

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実樹の写メ日記

  • 第70号「MIKINOKIMI?」
    実樹
    第70号「MIKINOKIMI?」

    第70号「MIKINOKIMI」



     



    2023年4月12日、春は頭がおかしな人が増えてイヤですねぇ。



    柱の影にもたれかかって焼酎のワンカップ片手に改札の前を眺めながら、人がすんなり改札を通るのかリアクションしてるおじさんがいました



    他人がピッと改札を通るのを眺めながら「おっ」とか「よしっ」とか言ってるんですよ。



    人が改札をすんなり通る場面しか見れなかったけど、もしもSuicaのチャージが足りなくて、改札前で止まってしまったら、あのおじさんから「あ~あ」なんてリアクションされるのかと想像すると込み上げる感情があります



    僕のような善良な一般市民には到底理解できないなぁ。



     



    それはそうと我々、卍天道の中には特別な組織があるのをご存知ですか?



    悪魔的な淫欲を持つ痴女=淫魔に対抗するための組織『公萬対淫魔特異課』です。



    ちょっとチェンソーマンの『公安対魔特異課』に似てますね。



    いよいよ僕ことミキジも新宿の地下(サブナード)で極貧生活していたところを拾われて、公萬の中でも特殊な人外構成員で主に形成された組織『特異4課』に入り、淫魔と契約する時がきました。



     



    チェンソーマンの世界観すぎるセラピスト



     



    ‍「君がミキジくん?」



    「あ、はい」



    ‍「私はマコマ。『公萬対淫魔特異課』の人間です」



    「はぁ」



    ‍「くんくん…君、濡れた犬の匂いがする。公萬のセラピスト=淫魔ハンターに向いてるね」



    (セラピスト=淫魔ハンター?)



    ‍「君はこれから私の犬になってもらいます。私だけじゃなく全てのエッチな女性にとっての犬になってもらいます」



    「わん!」



    ‍「いい子。公萬の淫魔ハンターになるということは、淫魔と戦わなければいけません。淫魔は凶悪な名前を冠する淫魔ほど強大な力を持っているの。あなたが倒した『ウーマナイザーの淫魔』はとても強い淫魔だったわ」



    「淫魔ハンターになったら普通の生活が手に入りますか?」



    ‍「んー…手に入るかな。ラブホテルには異様に詳しくなるし、洗面台はハイター漬けされたエッチな玩具たちに占領されることになるし、オシャレな文房具屋さんでかわいいジップロックを見る度に「あ、これ、手枷と足枷入れやすいかも」と思うようになる。そんな普通の生活が手に入るかな」



    「なります!おれ!淫魔ハンターになります!



    ‍「ミキジ君ならそう言ってくれると思ってた。公萬の淫魔ハンターになるためには強い淫魔と契約しなければいけません。でもミキジ君は…」



    「あ!俺の胸には心臓の代わりにチェンソーの悪魔のピチ太がいます!」



    ‍「チェンソーの悪魔じゃ悪魔は退治できても淫魔は退治できないかな。股、裂けちゃうから」



    「そっかぁ…」



    ‍「なので新しい淫魔と契約してください」



    「わん!」



    ‍「その前に仲間を紹介するね」



     



    コンコン



     



    ‍「どうぞ」



     



    ガチャ



     



    「マコマさんお呼びですか?」



    ‍「彼は早漏イキ(はやもれいき)今日からあなたの教育係です」



    スパー「悪いことは言わない。淫魔ハンターにはなるのは諦めろ」



    ‍「イキ君は心配症だなぁ。彼は女狐の淫魔と契約しているの」



    「コォん♡」



     



    バーン



     



    ‍♀️「わしの名はピワー!」



    ‍「彼女はピワーちゃん。彼女は「チュの淫魔」人間の体だけど脳が淫魔の痴人なの。今日からミキジ君のバディです」



    ‍♀️「チュじゃ!今すぐチュをさせろ!」



    ‍「チュ=フレンチキスの淫魔。フレンチまでで欲望を抑えることのできるとっても賢い痴人なの」



    ‍♀️「フレンチキスが最強の前戯じゃ!」



    (なんかめんどくせぇのばっかだな)



    ‍「じゃあ、これからミキジ君と契約する淫魔をいっぱい召喚するから。気に入った淫魔と契約してね」



     



    ✡️✨



    「我の名は『電マの淫魔』人間どもよ震える我に怯え震えろ」



    ‍「電マの淫魔と契約すると、両手が電マになります」



    「トースト食べれなくなっちゃうなぁ…」



     



    ✡️✨



    「ぐももももも(私は『猿ぐつわの淫魔』)ぐもももももも(喉が渇いたわ)



    ‍「猿ぐつわの淫魔と契約すると、狙った相手の口に自由自在に猿ぐつわを装着できるようになるの。ただし、彼女と同じように上手に喋れなくなってしまうわ」



    「マジかよ〜「生姜焼き定食ライス大盛り!」にしたい時に言えなくなっちまう〜」



     



    ✡️✨



    「うちは『ヨダレの淫魔』どす」



    ‍「これは根源的淫乱の名を淫魔が来たね。ヨダレの悪魔と契約すると、飲みやすい唾液が出せるようになる。ただし、これからあなたは死ぬまで水分補給を誰かのヨダレで行わなければいけなくなるわ」



    「うーん…俺が飲む誰かのヨダレも美味く感じるんすか?」



    ‍「それはそのまま。臭え場合は臭えまま」



    「じゃ、なしで」



     



    ✡️✨✨✨



    「おいら『回転ベッドの淫魔』!」



    ‍「寝るベッド全てが回転するようになるわ」



    「ゆっくり寝てぇよぉ」



    「ハーイ!『バリアンの淫魔』よ♡」



    ‍「毎晩バリアン」



    「たまには別のところにも泊まりてぇなぁれ」



    「ゔゔゔゔゔ『アクメの淫魔』だ」



    ‍「常に自分がアクメ顔になる」



    「自分が?相手じゃなくて!?」



    「ほらほら「イク」って100回言ってごらん1.2.3…76.77.78…『脳イキの淫魔』です」



    ‍「マルチの教祖になれるわ」



    「100回は多くないすか?」



    ‍♀️「てへっ☆『友達のお姉ちゃんの淫魔』だよっ☆麦茶ここに置いとくね〜」



    ‍「エッチだよね」



    「契約します!契約します!俺!友達のお姉ちゃんの淫魔と契約する!」



    ‍♀️「みんな今日は家に泊まってけばぁ?」



    「うわぁ!!!神展開きたぁ!」



    ‍♀️「私は今日彼氏ん家に泊まるから好きにしてねぇ☆」



    「あぁぁぁぁぁ!!!」



    ‍「あれ?もう淫魔いなくなっちゃった」



    「マコマさん…チェンソーのままじゃダメですか?」



    ‍「うーん…」



    「そうだ!ほら!刃の部分は危ないからチェーンの部分だけうまいこと使って、ローターみたいに振動プレイできますよ!ブルルルルって!だから俺、チェンソーのままで!



    ‍「…バンッ」



     



    アニメも好きだけどやっぱり漫画が面白いなぁ。



    チェンソーマンは名作映画のパロディが沢山出てくるから最高です!



    好きなものが心身に宿って誰かの好きを生んでる人って素晴らしいですよね。



     



    萬天堂のお店からのコメントの構文ってすんげえ独特だからすぐにマネできるんですけど。



    地味にめっちゃすごくないですかぁ!?www



     



    リスペェクト!!!



    (映画『パラサイト 半地下の家族』より)



     



    実樹



    @miki_mantendo 






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