【質問箱回答 #253】- 斗真(Re:color piece)東京/性感マッサージ

斗真の写メ日記

  • 質問箱回答 #253
    斗真
    質問箱回答 #253

    【質問箱回答 #253 】



    昨日の『言葉酔い #252 』を投稿した直後に届いた質問なので昨日の写メ日記で感じた事でしょうか?


    仕事に心を込めるのはいけないことでしょうか?
    サービス提供者が心を込めたらいけないのでしょうか?
    風俗に心は必要ありませんか?



    心とは一体なんなんでしょうね…



    よく飲食店やサービス業、接客業等においてお金を払って心が感じないと寂しいと思うのは僕だけでしょうか?


    仕事ではなく作業、労働をしている人を見るとこちらまで心が冷めてしまうような、悲しい、寂しい感覚を覚えるのは僕だけでしょうか?


    この人…仕事してて楽しいのかな?とふと感じる僕はおかしいのでしょうか?





    質問者様のね
    『女風だよねが頭の片隅に少し残ってるから沼らない防御になってるんですよ?それがなくなったら予約時間すぎてパッと切り替えられるほど女の脳はうまくできていないんです。。』



    もちろんわかっています。
    僕は女風を決してディズニーランドには例えないし
    セラピストとお客様はどこまでいってもお金の関係と隠すことなくいつも言ってます、書いています。


    それに
    ・営業DMしない
    ・雑談DMしない
    ・色恋営業しない

    と写メ日記や質問箱でもキャスでもいつも言っています。



    『心まで入ってこないでください。それをしてもらいたいのはセラピストからではありません。それは女風に必要ないと思います。』




    心って難しいですよね。
    相手の心が、真心が感動する時もあれば、重みになってしまう人もいる。
    同じように心を込めても〝心がこもっていない、感じない〟という人もいます。


    質問者様のようには『心まで入ってこないでください』という人もいれば〝心が感じないセラピストは嫌だ。虚しくなる〟という方もいらっしゃる。




    『女風には必要ないと思います』とありますが、相手の心を感じたい人もいれば、相手の心(言葉)を感じすぎて(信じ過ぎて)辛くなってしまう人もいれば、結局お金の関係だからと意図的に心を閉ざしたり、自己防衛のため受け取らない人もいます。



    これは上司と部下、先生と生徒、親と子、そしてセラピストとお客様…


    どんな関係であっても、どれだけ想っていても
    残念ながら〝心が通じない(通じ合わない)〟こともあります。


    僕は不器用だから心を込めるか込めないかしかできない。〝少しだけ〟ができない。心を込めなかったら心を殺すか心に蓋をすることしかできない。


    心を殺していたら、心に蓋をしていたらこんなに長く女風セラピストはできなかったと思います


    心を込めたからこそ、心からの『ありがとう』をもらえていると思っています



    もし仮に〝心を感じなかった〟と思われたとしても、こちらは心を込めていたいと思います。




    『そしてと一まくんもそれをするのは女風でではないですよ?大切な1人だけでいいんです。その人にしてあげてください。』



    もし大切な人ができたら同じように愛をもって、心を込めると思います

    お客様のそれとは異なるかもしれませんが〝人への接し方という本質〟は僕は同じだと思っていますよ





    『逆に沼らせたい性感をしたいんですか?』


    少なくても〝孤独を感じる性感〟 〝寂しくなるような性感〟 だけはしたくないです


    もうおばさんだから希望を持ったらダメだよね
    年相応の服や年相応の生き方や考え方をしないとダメだよね
    いい歳して性欲持つのは気持ち悪いよね
    特殊な性癖を持ってる私は変態だよね、白い目で見られるよね…



    そう感じるような、頭の片隅に残るような性感が正解なのでしょうか?

    それがもし沼防止として正解なら

    では一体何のためにわざわざ高いお金を払って女風を、風俗を利用するのでしょうか?



    お金を払って
    人の温もりを感じたり
    人から大切にしてもらえた
    性欲があることを肯定された
    歳を重ねても〝女性〟でいていいんだ
    女性に生まれてきてよかった
    一緒に〝性〟を楽しんでくれた
    特殊な性癖を受け入れてくれた
    首絞めてくれて罵(ののし)って貶(けな)してくれた
    モノ扱いしてくれて人間辞められた
    人間椅子、人間灰皿してくれた
    etc...



    心の満たし方・満たされ方は
    100人いたら100通りです




    1日5組限定のお店もあれば
    缶詰BARもある


    ビールを1杯2000円で出すお店もあれば
    セルフでビールサーバーを注ぐお店もある


    カット10,000円のお店もあれば
    カット1,000円のお店もある



    サービス提供側の心の込め方も
    相手の心の感じ方(捉え方)も人それぞれ



    そして女風に何を求めているかも人それぞれなので『女風に必要ない』と言い切るのはどうなんでしょう?



    質問者様が心までは入ってきてほしくない、沼る性感をしてほしくないのであればそのセラピストに伝えて、距離感や性感スタイル擦り合わせ、そもそも予約をするか・しないかを検討するのがいいのでは?と思いますがいかがですか?





    『女風の仕事を追求するのはいいことだとおもいますが踏み込んではいけない領域もあります。その領域を踏み込むのであればその女性の予約時間外にも責任を持つ覚悟くらいでないとできないと思います。』




    領域ね…
    領域は人の体調やメンタル、環境、感情で変わったり、左右されると思います。つまり一定ではなく変動型だと思います。


    例えば、仮にこちらが〝一定〟に保っていたとしても
    ユーザー様の領域が変動してしまう可能性もありますし


    ユーザー様が一定に保っていたつもりでも〝気付いたら〟〝もっともっと〟〝どうしていつも彼の事を…〟
    と思ってしまっているケースもあると思います




    それとね
    『その領域を踏み込むのであればその女性の予約時間外にも責任を持つ覚悟くらいでないとできないと思います。』



    予約時間外にも責任を持つとはどういう事でしょうか?


    いわゆる労働時間外DMをしろということですか?
    予約以外のタダ会い、タダ電話をしろということでしょうか?



    質問者様はお仕事をしたことがありますか?
    覚悟を持って仕事を取り組んだことはありますか?


    覚悟は、覚悟の表し方は『労働時間外にも責任を持つ』でしたか?





    セラピストに覚悟の強要をするのはどうなのでしょう


    覚悟という言葉は他人が人に使う言葉ではなく
    己自身が自分に対してだったり、戒めや心の楔(くさび)として使う言葉だと思います



    覚悟は昔『セラピストの覚悟 #95 』で書いたことがあるので、読んでみて下さい



    心の感度や鈍感度、心の免疫力、心のエネルギー、そして心の使い方は人それぞれ。



    物事を『良い・悪い』『ーすべき』というジャッジではなく、自分に対して『合うか・合わないか』で物事を判断してみてはいかがですか?


    もし仮に合わないのであれば無理に相手を正そうとしたり、必要ないと言い切ったり、責任や覚悟を求めるのは自分がしんどくなるだけだと思います





    『お仕事だよね』

    はい、お仕事です。
    だからこれからも変わらず心を込めます。


    引退まで残りわずかなので
    それこそ自分の正しい、自分のスタイルを最後まで貫きたいと思っています


    心を込めるって大変ですし
    時々苦しくなる時もありますが


    僕に会って話して心に触れて
    心を感じない、悲しい想いをさせる方が僕は辛いです

    もちろん沼らせもしたくないですけどね



    不器用な生き方
    不器用な女風セラピストですが
    泥臭い、人間臭いセラピストが一人いてもいいと思ってますがダメですかね?



    風俗にだって心を持ち込みますよ
    最後は人対人ですから





    あなたは何の為に、何をしたくて、何を得たくて、何を満たしたくて女風の世界に足を踏み入れましたか?

    車やカバン、ブランド物やアクセサリーのように〝モノ〟としては手元に残りません。
    人に自慢したり、換金もできません。

    あなたは女風を利用して何が残りますか?
    何を満たしていますか?


    答えは常にあなたの中にあると思います



    女風って一体何なんでしょうね?




    斗真




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