この春は、東京遠征で色々な国の方とお話しする機会に恵まれて、もの凄く濃い時間を過ごせた。
特に僕はあんまり今まで中国の方と話したことがなかったので、長時間ディスカッションができたのは本当によかったと思う。
そして、会食の時に結構ビックリしたのが…
何人かいらした中国人男性の方々、全員が食べるのが恐ろしく速く、その結果、みなさま漏れなくクチャラーだった。
「だから中国人は!」みたいなことを言いたいのではなくて、これは自分自身に返ってくる話だと思う。
つまり僕自身(あるいは日本人)が、他の文化圏を訪れたときに、そういう目で見られる可能性がある、ということ。
実際他の文化圏で「そばをすする」みたいな所作に嫌悪感を抱く人もいるだろうけど、それと同じだと思う。
そんな風に、僕が外国に行ったときに、周りに不快感を与えているんじゃないか…
そういう目で見ると、多少の不快はお互い様。
ちょっとイラッとするくらいのところは許した方がいいだろうし、その「ちょっと」の幅を拡げることが、多様な社会では必要になるんだろうな、と思う。