GWはたくさん音楽イベントにお邪魔して楽しませていただいた。
改めて、音楽っていいなー、としみじみ感じた。
とくに、僕の大好きな「No more blues」という曲を色々なバンドの演奏で聴けた。
一番最初のボサノバとも言われている曲。
ポルトガル語の原題は「Chega de Saudade/想いあふれて」。
歌詞の内容はずいぶん違うんだけど「悲しい思いはもうたくさん!」という大意は共通している。
一方で「悲しい」って感情は「善いもの、美しいもの」がないと成立しない感情でもある。
それが失われてしまったことから生じる感情。
怒りは激しい分すぐに消えてしまうけれど、悲しみは静かに、ずっと続く。
No more bluesは明るい歌だ。
悲しい歌はもういらない、と明るく宣言する。
けれど、底抜けに明るいわけではなくて、どこかに悲しみの影がある。
たぶん、悲しい気分と付き合っていくって、そういうことだと思う。
悲しみを消してしまうのではなく、それと共に生きる。
そういう一見後ろ向きな、でもポジティブな意思が感じられるから、僕はこの曲が大好きなのだ。
https://youtu.be/iqKCCRLto6Q?si=yEqnSgTjsgePrANo
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