【セラピストの覚悟 #95】- 斗真(Re:color piece)東京/性感マッサージ

斗真の写メ日記

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    斗真
    セラピストの覚悟 #95

    【セラピストの覚悟 #95】


    Re:color piece 斗真です。

    最近写メ日記や投稿で

    〝我慢しなくていいよ?〟
    〝解放していいよ?〟
    と、耳障りのよい言葉が並んでるのをよく見かけます。
    見かける度に、ん?と思うことが多くて。

    先に伝えておきますが、僕はべき論はあまり好きではない。
    色んな正義や正解やスタイルがあっていいと思う。

    ただ言葉の意味や責任って発信する側ってあると思う。



    解放や我慢しないね。
    人が我慢しない、解放した姿って
    泣くとか素直になるとか甘えるとかそんなレベルではないと思うんですよね。


    もっと人間そのものや動物に近くなる感じ。

    犬や猫、動物になりたかったり
    赤ちゃんになりたかったり
    人間やめたかったり


    女性や人のリミットを外した先って
    きっと多分そういう感じなんですよね

    もちろん人によって
    ただ甘えたい
    ただ楽しみたい
    ありのままの自分を受け入れてほしいって方もいらっしゃいます。


    素直になっていいよ?
    我慢しなくていいよ?
    解放していいよ?
    ってね、
    あなただから見せれない、言えない、頼めないってあるんです。

    きっと見せたら、言ったら、お願いしたら
    引かれるから。
    軽蔑されるから。
    そしてももう傷つきたくないから。

    だから言えない、見せれない、頼めないんです。


    お客様に解放していいよ?の前に
    自分がどれだけ自己開示してるかだと思います。
    ※ここでの開示は許容範囲


    相手の解放度って
    セラピスト側の覚悟に比例すると思う


    もちろんセラピストへの暴力や罵倒等はダメだけど
    女風を利用するお客様の一定層は男性が思う、日常で経験してきた解放とは違う、もっと深い意味での解放を望んでると思うしそれが出来るセラピストを探していると思う。

    言うって、お願いするって、依頼するって
    とても勇気のいること。

    今まで蓋をしてきたものを解放するんだから
    小出しや調整なんてきかない。
    もしかしたら初回にドバーッて出るかもしれないし、
    最初は出ないかもしれないし、途中から溢れるかもしれない。

    最初は驚くかもしれないけど
    見せてくれて、出してくれて『ありがとう』と
    伝えられるかどうかが重要だと思う。



    『あの日誰かに引かたことを』
    『あの日誰かに笑われたことを』
    『あの日誰かに否定されたことを』
    『あの日誰かにお願い出来なかったことを』

    〝そして今まで誰にも見せれなかったことを〟

    セラピストに投影して、重ねて乗り越えたい人もいると思う。


    女風セラピストは治療する事も治すことも出来ない。
    ただ一緒にいる事や肯定する事で心や傷が癒やすことが出来るかもしれない。


    お客様の解放度は
    こちら側の覚悟に比例すると思います。

    僕はそう思ってその言葉を使ってます。



    斗真




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