【質問箱回答 #290 】
『人は鏡』『客は鏡』『相手は自身を映す鏡』…
舐めた態度で話すと舐めた態度が返ってくる
不誠実に対応すれば、不誠実な態度が返ってくる
笑顔で対応すれば、笑顔が返ってくる
感情で伝えたら、感情で返ってくる
理屈で伝えたら、理屈で返ってくる
暴力や暴言で訴えたら、暴力や暴言が返ってくる
悪意を持って接したら、悪意が返ってくる
ごめんねと頭を下げたら、相手も悪かったと頭を下げる
握手を求めたら、握手が返ってくる
相手を笑わそうとしたら、相手は笑ってくれる
etc...
『自分の言動がそのまま、相手の反応として返ってくる』
『相手のしてほしい言動があったら、まずは先に自分がすること』
『相手の言動の結果は、自分の言動や在り方が引き起こしている』
そんなような意味合い、ニュアンスで使われる事が多いと思います。
『人は映す鏡』というのは
崇高な考え方の時に用いられたり
〝理不尽〟だなと思う時、上司やマネージャー等にとって便利な時に使われる言葉であったり
同僚や外野から嫌味や捨て台詞のように言われたりしますよね
真理だからこそ努めようとするし
真理だからこそ姿勢を正そうとするし
真理だからこそ言葉や行動を気を付けるし
真理だからこそ言い返せないし
真理だからこそ苦しい
真理だからこそ悲しい
そして時にはそれが呪いのように
自分を縛る、戒めになったりもしますよね
営業の新人の時
耳にタコができるくらい言われました
お客様が遅刻しました
お客様が来ません、すっぽかされました
キャンセルになりました
入金してくれません
キャンセルになりました
クレームになりました
etc...
『お客様は自分を映す鏡だよ、お前だからそうなるんだよ』
『俺だったら同じことになってたか？』
『お前が●●だから、客も●●になるんだよ』
『お前にそういうとこがあるから、客もそうなるんだよ』
etc...
この会社、この上司無茶苦茶だ(ﾉД`)ﾉ
と当時は思ってましたが、今振り返ってもそうなんですよね
だからこそ俯瞰的に見れましたし
だからこそ気付けましたし
だからこそ成長も出来ました
人間関係も、そして女風も〝人は鏡〟だと思いますか？
残念ながら僕はそう思います。
それは親と子（ことわざ：子は親を映す鏡）先生と生徒、恋人、友人、クライアント、そしてセラピスト側であっても、お客様側であっても。
セラピスト側で言えば
・客質が悪い
・キャンペーンで来たお客様はリピートしない
・ドタキャンやキャンセルが多い
・無断キャンセルが多い
・●●なお客様が多い
・雑談DMばかりしてきてなかなか予約に繋がらない
etc...
それはセラピストの実力やレベルを表すし、自身の性格やスタイル、ビジネススタンスを表してる。嘆けば嘆くほど、自身のレベルの低さを露呈してる。厳しいけどね…
ではお客様側も？
セラピストが
・よく遅刻する
・性感手抜きされる
・ぞんざいに扱われる
・誠実に対応してくれない
・よく怒られる(不機嫌になる)
etc...
セラピストは自分を映す鏡だから
その理由や原因もお客様側にあるってこと？
ごめんね、お客様だけ鏡の法則が適用されないなんてないと思うから〝場合によっては〟僕は少なからずあるケースもあると思います。
例えば
・一度それを許しませんでしたか？
・怒りましたか？
・剥がれましたか？
・理由を聞きましたか？
・運営に言いましたか？
・無いことにして、流しませんでした？
・指摘しました？
・話し合いました？
そもそもでそのセラピストを選んだのは誰でしょう？
新人やベテラン、丁寧で誠実そうなセラピストがいるのにどうしてそのセラピストを選び、更に指名し続けているのでしょう？
※仕事なのに、お金を持っているのに最低限のサービス提供しないセラピストが100%悪い事が大前提ですよ
もし〝人は映す鏡〟であるなら
セラピストの指名を考える、よいきっかけになるのかもしれませんね
ただね。
質問箱の質問にもありましたが、
〝セラピストさんへ誠実に対応にしていれば、お金の関係でも信頼関係は作れるものでしょうか？〟
という質問。
鏡の法則上はYESなのですが
ただ〝例外はある〟と思います。
ここからは【とても重要】なので覚えておいてください。
相手側の〝鏡が曇っている場合〟〝鏡が割れている場合〟〝鏡が湾曲している場合〟は、こちらがいくら誠実に対応しても相手から誠実に対応されません。
こちらは愛を持って接している
こちらはきちんと対応している
こちらは誠実なのに…
こちらに原因や非がないのに〝それ〟をされる
され続ける場合は『鏡の法則』は適用されません
親と子、先生と生徒、恋人、友人、クライアント、そしてセラピスト
毒親、モンスターペアレント、サイコパス、クレーマー、手抜き・選別セラピスト…
相手を笑わせようとしても
一緒に楽しもうとしても
誠実に対応していても
どんなに気を遣っても
どんなに相手を想っていても
どんなに謝っても
どんなに冷静に話し合おうとしても
鏡が曇っていたら
鏡が割れていたら
鏡が湾曲していたら
相手は
見えていません
聞こえません
感じません
伝わりません
響きません
曲がって、歪んで伝わります
だから『鏡の法則』だけでなく、
もう一つの真理が必要なのです
【自分のことを大切にしてくれない人は自分も大切にしない】
【自分のことを大切にしてくれない人を大切にしてはいけない】
【自分のことを大切にしてくれない人とは離れる】
【自分のことを大切にしてくれない人とは距離を置く】
相手を正そうとしてはいけない。
相手に期待しすぎたらいけない。
相手に愛を教えようとしてはいけない。
相手を信じたらいけない。
相手にこれだけ与えた、これだけしたんだからーと見返りを求めてはいけない。
もし〝人(他人)は映す鏡〟であるならー
相手から大切にされない・相手からぞんざいに扱われる場合、それは自分自身が自分を大切にしていない、ぞんざいに扱っているから、相手からもそう扱われるということ
もし〝人(他人)は映す鏡〟であるならー
自分を大切にして、相手を大切にしたら、相手からも大切にされるということ
自分を認めて、相手も認めてあげたら、相手からも認められるということ
自分を褒めてあげて、相手も褒めてあげたら、相手からも褒められるということ
相手の態度や反応を見た時に
こちらに非があるのか
こちらがそうさせてしまったのか
自分の行いを改めるのか
相手から逃げるのか距離を置くのか
指名をやめるのか
自身を見つめ直すのか
自分を認めてあげられるのか
自分を褒めてあげられるのか
自分自身が自分を大切にしてなかったと気付くのか
etc...
『人は映す鏡』
どのように捉えるのか
何を感じるのか
どんなことに気付けるのか
自身のどんな行動や癖に気付けるのかー
それが大切だと思います。
『人は映す鏡』という言葉は真理だと思ってるし、好きだけど…時々苦しい。自身の戒めのような意味合いで使うことが多いかな。
けどそれがきっかけでgive & give って生き方に辿り着けたよ。先に与えて、常に与えるって意味。
『give & take』だと見返りを期待するし、求めてしまうし、返ってこなかった時に悲しいとか寂しい、怒りのような感情を抱いてしまう。
※必ず返ってきてるんだけど時差だったり、5億年後だったり、その人なりに返してるけどこちらが気付いていないだけだったりね
けどgive & give なら見返りを求めないし、そもそもが自己満。与えたかったから、したかったから、ただしただけ、こちらの押し付け笑
人は映す鏡だとしたらー
ほしい、してほしい、したい、叶えたい人生をこちらが先に行動できる。言える。伝えられる。創れる。
だから実現したら楽しいし、失敗したり、上手くいかなかったら、悔しいし、もっと頑張ろう、もっと気を付けよう、もっとレベルを上げよう、もっと成長しようって思える。
だから人(他人)を通して自分のことを
たくさん知れるし、たくさん気付かせてもらえる。
だから感謝しかないよ
あれ？何の話だっけ？
そうそう。
〝セラピストさんへ誠実に対応にしていれば
お金の関係でも信頼関係は作れるものでしょうか？〟
質問箱の答えですよね？
答えはYESでもありNOでもあり、貴女の中に答えがあり、貴女の中に真実があると僕はそう思います＾＾
斗真
斗真の写メ日記
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質問箱回答 #290斗真
