【 たった1人へ向けたラブレター #266 】
〝僕たちはkaikanに登録されたその日から、終わりのないデスゲームに参加させられている〟
ふとそんな写メ日記を読みました。
きっとその人にとって写メ日記を書くことは
少し痛みや恐怖を感じる労働(作業)に近いのかなと感じ、少しだけ寂しい気持ちになりました。
実際僕にもそんな時期がありました。
前のお店は当時誰もが知っているようなお店でした。
常にkaikanランキング1位のお店で、セラピスト個人ランキングTOP10には常に同店セラピスト4,5人がいて文章も書けてホスピタリティも高く、売上や本指名ランキングも毎月HPに更新され、常に【数字】が付き纏うそんな環境にいました。
毎日、毎月自分の価値が数値化されている
そんなような感覚でした。
入店当初、知名度も売り上げも写メ日記の書き溜めている本数、口コミ数も何もかもが圧倒的に不利でした。
文字通り0からのスタート。
同じことを、同じ本数を書いていても一生勝てないと毎日3本平均、月に80-90本は書いていました。
もちろんお客様のDMも並行しながら…
最初の方は店舗ランキングにも、kaikanランキングTOP10にも入れませんでしたが、気付ければ店舗ランキングは5位、4位、3位、2位…と上がっていき、kaikanランキングも常にTOP10には入っていました。
けど心が満たされることはありませんでした
誰と戦って、誰と競ってるんだろう？
そんな疑問を持つようになってから
1週間、2週間とお休みをもらうようになりました
それは稼働数を減らして店舗ランキングや誰かや何かと競うゲームから降りたかったから…
そして5ヶ月でそのお店を退店しました。
僕が写メ日記の真実をお話します
写メ日記、kaikanランキングは
セラピストの価値の順番ではありません
ただのクリックが多い順です
中には
代行ライターもいれば
不正アクセスでお金で買った流入数を稼ぐ人もいる
業界が長ければそんな話しょっちゅう耳にします
店舗内ランキング1位だってそう
1位の人がホスピタリティも性感も性格もすべて素晴らしいとは限りません
いわゆる太客の人が貸し切ったり、トラベルに行ったり、ロング予約が多ければ数人の顧客でもランキング1位になることは物理的に可能です
では写メ日記は何のために書くのでしょう？
それはお客様とのマッチング精度を上げるため
もっと言えば〝双方にとって悲しい、苦しい思いをしない、させない為〟です
会ったことがなくても、声を聞いていなくても、触れたことがなくても
『この人なら話合いそうだな』
『この人なら相性合いそうだな』
『この人になら身体を委ねれそうかも』
『この人となら密室になっても怖くないかも』
『この人になら裸を見せられるかも』
『この人なら全身の力を抜けられるかも』
『この人の前なら壊れても引かれないかも』
『この人なら受け止めてくれるかも』
『この人なら笑って、笑い飛ばしてくれるかも』
etc...
写メ日記は文字や文章、言葉から〝あなた〟を知ってもらうツールに過ぎません
写メ日記を書くことを目標にしたら
写メ日記を書くことが目的になったら
すべてズレていくと思います
写メ日記は
自己紹介
自分の取り扱い説明書
自分との共通点を見つけてもらう
できないことや苦手なことを開示する
今日あった出来事、感じたことを共有する
etc...
そうやって人として男としてセラピストとして大切にしていることや譲れないことを綴る
それは誰に？
自分に予約してくれている人に
自分に興味を持ってくれている人に
遠くて、高くてなかなか会えないけど応援してくれる人に
あなたの文が好きな人に
あなたの考え方(脳みそ)が好きな人に
そうやって写メ日記を読んでくれている向こう側の〝人〟がちゃんと見ていますか？
あなたは
どんな人に届けたいですか？
どんな人に共感してもらいたいですか？
どんな人を笑顔にしたいですか？
どんな人の仕事や人生の希望や活力になりたいですか？
どんな人なら笑顔にできますか？
どんな人があなたの写メ日記を心待ちにしていますか？
どんな時に読んで欲しいですか？
どんな気持ちや感情になってほしいですか？
どんな…
もし写メ日記が1人の人へ向けたラブレターだとしたら
あなたはどんな内容で、どんな言葉を綴りますか？
これをペルソナと言います。
あの時の絡まってしまったネックレスが解けたように
あなたが魅力的に輝けるお店(人)に巡り逢えて
絡まったネックレス(写メ日記)が解けるといいですね＾＾
応援しています。
斗真
斗真の写メ日記
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たった1人へ向けたラブレター #266斗真
