【ぼやき… #236 】
今年になって色んなセラピストさんと飲む機会が多えたけど
話していて〝この子伸びるだろうな〟〝人気出るだろうな〟〝稼げてるんだろうな〟って思う人はほんの一握り。
正直、だから売れないんだろうなって思う子のが多い。
最近どう?順調?稼げてる?って聞くと
新規が来ない
売上が下がった
リピートがない
副業や本業に力を入れようと思う
辞めようか悩んでる
etc...
その理由を聞いても
○最近の女風は変わった
○客質が変わった
○女風のパイが狭いから増やさないといけない
○某基地店にお客様が行ってしまう
○写メ日記の本数が少ないから、ネタがないから書けない
○価格破壊が起きてて単価が上がらない
○大きい割引をしてるお店があるからお客様が流れてしまう
etc...
性感が下手、マッサージが下手、人間性に乏しいから、自分に魅力がないから、楽しませれてないから、提案の引き出しが少ないからという返答は誰からもない
営業時代。
新規営業で行った時に、何に困ってるか聞くとほとんどの経営者は『新規集客』と言った。
新規数?単価?リピート率?来店頻度(期間)?と聞くと全部と答え、その対策は?と聞くとやってないもしくは、他店と同じような対策だけ。
そして、みんな口を揃えて同じことを言う
『クーポンで来た人はリピートしない』
『クーポンで来た人は質が悪い』
『クーポン族だから安いお店を渡り歩いてる』
『ホットペッパーのサイト内でぐるぐるまわるってる』
『クーポンつけなかったら新規来ないから、結局割引、安さが大事なんだよ』
と、必ず言うので
『僕のクライアントさんで、ホットペッパー使っててリピート6割強のお店ありましたけど何が違うんでしょうね^^?ニコニコ 』
って意地悪な質問していました。
もうそのレベルの会話やめませんかという意味です。
やっぱり優秀な経営者は
接客が
技術が
組織の問題が
次回のアナウンスが
スタッフとの連携が
クロージング力が
従業員満足度が
満足はしてもらえてるけど感動を与えられてない
etc...
と必ず自責で〝自分で、お店単位で取り組める、変えられる理由〟を挙げるんですよね。
営業時代、上司にずっと言われていたことがありました。
上司からの質問に対して、何か返答すると
『だからお前はそのポジション(役職)なんだよ』と。
今思い返しても発言のレベルが低かったんでしょうね。
だから言葉から真似をした。
話し方や服装、ジェスチャーも真似た。手帳も見せてもらい、手帳の書き方も真似をして同じ手帳を買った。同じ本を読んだ。
飲みの席ではお酒は飲まない、もしくは1杯だけ。
常に手帳片手に話を聞いた。ひたすら書いた。書いて読み返した。おすすめの本があれば、その場でネットで買った。
上司から認めてもらいたくて。
成績を残したくて
自分を証明したくて
上司の正しさを証明したくて
上司を越えたくて、ひたすら…
新規営業では必ず
『どういう営業マンが苦手か嫌いか』
『どういう営業マンと一緒に仕事をしたいか』
『どういう提案の仕方は嫌いか、今日どういう提案を聞きたいか』を先に聞いてからプレゼンするようにした。
常に答えは相手が持っている。
そして独りよがりの提案に価値はない。
そう思って、ひたすら耳を傾けて〝聴いた〟
僕の今のスタイルは営業時代のスタイルが根幹にある。
飲みに行ったら必ず出してあげる。
女風バーに行っても知らない子が付いてくれても必ずキャストドリンクを出してあげる。
けど、お礼を言わない子が大半。
お礼のDMを頂いても名前が間違っていたり、誤字や脱字だらけ。
きっと当たり前のようにお客様にも名前を間違えていたり、誤字や脱字で送っていたり、読み返さなかったり、そもそもで送らなかったりしてるんだろうなと思う。
あることが、いることが、してもらうことが、お金を出してもらえことが全部〝当たり前〟になってるんだと思う。
誰も教えてくれなかったのかな?
教えてくれる人がいなかったのかな?
それで許されてきたのかな?
営業マン時代から居酒屋で会社や上司の愚痴をつまみにしているサラリーマンだけには絶対なりたくなかった。
だから〝そのメンツ〟の飲み会には行かなかった。
こっちの業界に来ても思うことは
同じレベルの人としか群れないんだなと思う。
傷の舐め合いをして、建設的な会話、自身を高める会話、必死に盗もうとしていないんだと思う。
『弱いから群れるのではなく、群れるから弱くなる』
って言葉があるけどその通りだなと思う。
ビジネスとしての繋がりや付き合いは大切にしてるけど、一緒にいて楽しかったり、尊敬できたり勉強になるセラピストさんはごく一部。
何か突き詰めた人
何かこだわりがある人
絶対に譲れないものがある人
結果何かを犠牲にしたり、失ったり、手放したことがある人
そういう人はやっぱり面白いし、人気だったり、稼げてる
風俗に、女風に
仕事観や仕事の流儀って持ち込んだらダメなのかな?
こんなことを言い始めたらおじピなのかな?
時代がもう違うのかな?
年齢、キャリア、キャラ関係なく
努力してる人や聞いてくる人、頑張ってる人って格好良いと思います
努力は見せるものじゃないって美徳があるけど
努力や頑張りは見せてもいいと思うし、努力してる人って目がキラキラしてて、応援したくなるし、素敵だなと僕は思いますけどね
誰かが作ったランキングや誰かと争うランキングじゃなくて
先月や昨年の〝自分の〟売上、予約数、リピート率、本指名数…
数字は嘘をつきません
その数字がない、少ない、減ったっていうのは
自身の人間力、実力、価値、性感・マッサージ・トークスキルがないと受け止めて認めて努力して抗えるかどうかだと思います
そんなことをここ最近考えてました。
こんなことを言ってるからセラピ友達がいないんでしょうね笑
それでも誘ってくれる勇者がいたら飲み誘ってください( ;∀;)笑
もしね。
お笑い芸人さんに売れてない理由を聞いたらきっと『自分が面白くないから』と答えると思います。
自分は何を売っているのか?
自分の価値は何なのか?
お金を払って自分と会ってくれる価値は何なのか?
それを逃げずに突き詰めて考えて努力できる人だけが売れる世界だと思うし、そういう世界であってほしいと思う
お客様と向き合ってるようで、最終的には自分の弱さと向き合うお仕事だと思います
ぼやき。おーしまい
とうま
斗真の写メ日記
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ぼやき… #236斗真