【未熟の証明 #233】- 斗真(Re:color piece)東京/性感マッサージ

斗真の写メ日記

  • 未熟の証明 #233
    斗真
    未熟の証明 #233

    【未熟の証明 #233 】



    昨日あれからずっと考えてる。
    ご利用を控えて頂く(予約を断る)ことについて。



    正直お客様に困ってはいない
    だからと言って選別はしない。
    選別は自分の未熟さの証明だと思ってるから。


    だから綺麗事を言って新規獲得や営業目的ではない事は先に言っておきたい。その上でね…


    質問箱や通話サービスで
    ○遠回しだけど、明らかに剥がれてほしい態度
    ○予約打診しても何日、何週間も返信がない
    ○未読スルー、既読スルー
    ○推しからのブロック
    ○いつ剥がれてもいい、剥がれてもらっても別に構わない態度の接客
    etc...

    誰よりもこの件には向き合ってきたつもり。





    5/1に僕はこんなツイートをした。


    あるセラピさんのツイートで〝何でもしてあげたい〟って流れてきたけど僕は否定派かも。むしろ『ダメ』『ヤダ』『却下』って接客中めっちゃ言ってるかも。新規様や予約検討してた人はびっくりだよね笑
    でも受容するけど許容しないって意味なの。何でもしますがプロではなく断れる事が僕はプロだと思う




    リクエストや要望に対してできない事ははっきり断ることは大切。
    新規予約に対しても、トラブルになる未来が見えたら断ることも大切。


    ただね、断るって人として、セラピストとしての未熟さや器、キャパの狭さを証明する事だし、利用を拒まれるって人格否定された感覚を受けたり、傷付いて女風業界に来たのに二次災害に遭う感覚と似てると思う。


    何千ってセラピストの中から、この人なら…と勇気を振り絞って連絡くれたのにそれでも断れるのはある意味プロだけど、その反面自身の未熟さを嘆く人っているのかな?少なくても僕は嘆く。



    ちなみに新規のご予約を頂いて、それが1ヶ月、2ヶ月先とかだった場合
    『DMマメじゃないので、ご予約日直前にまたやりとりさせて頂きますね。ただ何か質問や聞きたい事があったらお気軽にご連絡くださいね。』と伝えてはいる。最初だけメールやりとりたくさんして、もしリピート頂いた時に〝DMが少ない〟〝DMが減った〟と思われて不満にさせてしまうのであれば先にこういうスタンスですと伝える必要はあると思ってる。それでキャンセルになる事だってある。でも僕は双方にとってそれでよかったと思ってる。





    どんなビジネスにおいても問題やトラブルが起きないのはいいこと


    自身のスタイルを貫き
    ターゲティングやペルソナが明確で
    危機回避能力が高く
    利用者とのマッチング度が高く
    ブランディングがうまくいってる証拠





    ただ風俗って女風ってそれでいいの?と思う時もある


    自分が傷つかないように
    汚れないように
    病まないように
    遠いところから
    直接手をくださず…



    自分も裸になって
    一緒に泥だらけになって
    向き合えよと時々思うこともある


    それは共依存や自己犠牲のそれではなく
    仕事って風俗って性って欲って人の一番ドロドロした感情でしょ?


    そこにブランディングだとかペルソナだとか言ってる人より現場で泥まみれになってあーだこーだやってる人間くさい人の方が俺は好き




    以前キャスで『女風はプロレス』って言った。
    相手のしたい事や攻撃を分かってても受ける。
    ボクシングのように避けない、逃げない、受けきる。


    だから必要なのは打撃を受けてもダメージを減らす為の筋トレや受け身の取り方、攻撃の受け方、体力作りの訓練やトレーニングが必要。


    もちろん鋭利な刃物や毒物をプロレスのリングに持ち込むのはNG。訓練やトレーニングをしていてもプロレスにもルールもあるし、決まりもあるし、それこれ暗黙のルールだってある。それは女風も同じ。


    だから女風セラピストは素人には出来ない。
    訓練やトレーニングをしていなければ、攻撃パターンや技の種類が少なく、すぐダメージを負ったり、体力がなく動けなくなってしまったり、逃げるだけになってしまうとプロレスを見ていてもつまらないのと同じ。つまりセラピストで言うと、受け容れられる女性の幅や奥行きが狭い(受け入れられる相性の幅が狭い)のと同じ。つまり苦手、不得意、嫌い…の選別が始まる。




    何でも言ってね
    何でも曝け出してね
    全部受け止めるよ
    我慢しなくていいんだよ
    女性は優しすぎるからありのままでいいよ



    そう綺麗事を言うセラピストこそ
    こんなはずじゃなかった、こんなに大変だとはって
    結局受けきれなくてバンザイして
    塩対応して剥がれるように持っていったり
    すぐ辞めてしまったり…

    自らハードルを上げてるなら、
    どんな技や攻撃でも受けきる訓練やトレーニングが必要だと思う。




    それでも、その上で受けられない技や攻撃は避けるべきだし、
    相性の悪い対戦相手は断るべきだと思う




    セラピストはカウンセラーではないけど
    扱うのはモノじゃなくて女性の心や性や欲



    女風って、仕事って結局
    どれだけ顧客と向き合ったかではなく
    お仕事や顧客を通して、どれだけ自分と自分の弱さやダサさと向き合ったかだと思う




    断れるってプロ意識だと思うけど
    それでもまだまだ未熟だなって5年やっててもそう思うよ



    セラピストも男も
    女性を受容できる器の大きさが重要なのだから




    とうま




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