「ねー、ママ〜。」
『なぁに?、ボクちゃん。』
「赤ちゃんは、どこから来るの?」
『………。』
「ママ?」
『…どうしても知りたいの?』
「うん!」
『こと細かに、知りたいの?』
「え?…うん。」
『真実を知りたいの?
…それとも…まだ、
小学2年生の子供でいたいの?』
「…か、覚悟はできてるよ!」
『本当に?…その覚悟は、どの程度の覚悟なの?』
「だ、だいじょうぶだよ!」
『じゃあ…、その覚悟のほどを試してあげましょうか?』
「…うん。」
『ほら、ウルトラマンって、知ってるでしょ?』
「う、うん。」
『あれ、本当は、実在しないの。』
「あー、それは何となく気づいてたかなぁ。」
『本当?』
「うん、だって。正義のヒーローという名のもとに、あんなに大きな怪獣と戦いながら、
高層ビルとか民家とか壊しまくってたら、人もペシャンコに殺しまくってるのに、
いっさいニュースに出てこないなんて考えられないよ。」
『あざとい!ボクちゃん、小学2年生なのに、あざとい!』
「だから、『僕は将来、ウルトラマンになりたいんだ』とか
言ってる隣の席のヤツの発言を聞いた時は寒気がしたよ…」
『…それはそれで、とっても嫌な子供だけど(^o^;)』
「他にはいないの?実在しない人とか。」
『ほら、サンタクロースって、知ってるでしょ?』
「うん。」
『あれ、本当は、実在しないの。』
「あー、それも、薄々、感づいてたかな〜」
『えーーー!!!!』
「だって、欲しい物が、あんなに都合良く手に入るなんて、話が上手すぎるよ」
『かしこい!ボクちゃん、賢い!』
「パパとママが、新聞の折り込み広告に挟んである、オモチャ屋さんチラシを渡してきて、
興味のありそうなオモチャに、目印を付けておいたら?と言ってきて、
いくつかの目印の候補の中から、親の懐(ふところ)事情によって、どのオモチャが選択されてくるシステムも、不思議だったしね。」
『…そ、そうね』
「それで?赤ちゃんは、どこから?」
『知りたいの?』
「うん!」
『赤ちゃんはね、もっぱら、夜に作られるの。』
「ははーん。…ひょっとして…ち○こが関係してる?」
『するどい!ボクちゃん、するどい!』
「あー、だいたい解った。男と女がナニするんでしょ?」
『ナニって…。』
ヾ(・ε・。)ォィォィ
「なるほどねー。じゃあ、あと、もう一つ聞いていい?」
『…いいわよ。』
「パパとママは、できちゃった婚なの?」
『ぼ、ボクちゃん…。』
「どっち?」
『……。』
「黙ってるってことは、できちゃった婚なんだね。」
『そ、それは…。』
「…ママ…ゴメンね!ボク、できちゃって…。」
『ボクちゃん!!!なんてこと言うのっ!!!!バカぁ!!』
「まあ、気にすることないよ。昨今の統計上でも、珍しいことではないんだからさ。」
『……。』
「人生なんて、なるようにしかならないし、結果オーライってヤツ?ははははは。」
『ボクちゃん…。』
「それにほら、今は、ボクを産んで良かったって思ってるでしょ?今は!!」
『……。』
「いや、そこで黙るなよ!」
『ふふふふふ!冗談よ(*^^*)!』
「もうっ!こんなときに、冗談なんか交えないでよ!」
『交わるのは”パパとママだけで"充分ね。』
「そんなシモネタ、いらねー。」
『ふふふふ。』
「まったく、世話のやける親だぜ。」
『でも、ホントはね、できちゃった婚と言うより、できさせた婚なの。』
「…つまり、結婚するために、パパをはめたの?」
『まあ、ハメられたのはママだけどね』( ̄ー ̄)
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衝撃の証を記憶で刻んであげる
感じたいのは
身体?心?脳?
忘れられない体験を
体感することになるから
逢いにおいで(〃ω〃)
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タクミの写メ日記
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赤ちゃん。タクミ