欲しいなぁ。
才能。
The・天賦の才。
天才に生まれてみたかった。
「天才」という言葉を聞くと…
私はすぐ、モーツァルトを思い出す。
しかし、
モーツァルトは、
自分が天才と呼ばれることについて、
こんな言葉を残してる。
「みんなは私を天才と言いますが…
私以上に努力してる人を見たことがない。
しいて言うなら私は…
努力の天才です」
と。
つまり…
「努力に勝る天才なし」と言ってるわけだ。
各分野で天才と呼ばれてる方々も…
モーツァルトと同じように思ってるかもしれない。
確かに、
努力した人間が必ず成功するとは言い切れないけど、
成功した人間は必ず、常人には想像もつかない努力をしている。
だとしたら…
「天賦の才」は存在しないのか?
答えはNOだ。
確実にいる。
天から賜った特殊な能力を生かして、それを職業にしている人達が。
例えば、
「調香師」。
耳慣れない職業だけど、香料を調合し香水や化粧品をつくる職業。
当然のことながら…
常人よりも鋭い嗅覚が要求される。
この調香師、驚くべきことに、
人とすれ違うと、
その人が昨日から何を食べたか、
タバコは何の銘柄を吸ってるか、
飼ってるペットの種類といったこと(その他もろもろです)が解るらしい。
もちろん匂いを嗅ぎ取ってるわけ。
どうなんだろ?この才能。
もし私が持ってたとしたら、
ノイローゼになってしまう気がする(^_^)
だって、
世界はいろんな匂いで溢れてるわけじゃん!?
すべてがいい匂いとは限らない。
逆に、
嫌な匂いのほうが鼻につくかもしれない。
いつもいつも、
その匂いと戦ってなきゃならない。
その嗅覚を、
自在にONとOFFでスイッチを切り替えられるならいいけど、
そうはいかないんだろうから。
鼻栓をするくらいしか、
防衛する方法もなさそうだし。
「ソムリエ」や「利き酒師」もそうだ。
鋭すぎる味覚はストレス以外の何物でもないと思う。
世の中に完全な美食など存在しないんだから。
料理を口に入れるたびに不協和音に悩まされているのではないかと想像してしまう。
このように、
特殊な才能を持って生まれた方は、
常人では感じえない世界を感じながら生きていかなければならない。
とても大変な人生だと思う。
「もう少し才能があったらいいのに」、
と思い続けてきたけど、
普通も幸せなのかもしれないね。
いきなり鋭すぎる才能を与えられても使いこなせないだろうし、
目が3つになって、
人の心の裏側なんか見たくもないし(^_^)
ここまで書いて…
僕の周りにも特殊な感覚を持った人がいることを思い出した。
私の会社員時代の後輩くん、
この前、居酒屋で飲んでた時に彼から、
「今までに、この人は凄いと思った人や、
尊敬できる人って、どういう人ですか?」
と質問してきた。
顔つきからして、
マジな質問って感じだったから、
俺も、
「うーん。 とても難しいけど…
何色にも染まってない、
無色な人かな」
と、マジで答えたのだ。
そしたら彼、
しばし、黙考し、
「反論するわけじゃないですけど…
仕事をしない人もどうかと思いますよ」
…だってよ。
そっちの無職じゃ、ないから(゜゜;)\(--;)オイッ
こんな天然の才能なら…
いらないと思った(笑)
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匠海
タクミの写メ日記
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大いなる苦悩なくしては、如何なる完成も才能もあり得ないタクミ