もう一つ、過去の反省。
ちょっと前までの自分は、技術や特定の技を増やすことばかりに目を向けていた。
でも、どんな技も完璧なものはない。
言い換えると、技が有効なのは、特定のシチュエーションだったり、特定の人だったり、特定の時だったり…
要は、技術を突き詰めれば突き詰めるほど、その技術が想定する範囲内にどんどん収まっていくように思えたのだ。
そういう隘路に陥らないために、技を増やすこともいいのだけど…それだって結局、自分がいる檻を広くするような行為とも言える。
だから、技術や技を捨てて、自由に動いてみる。
技ではなく、動きの質そのものを変えてみる。
それは、僕がこの仕事をしてからずっと目指しているところで、その部分はブレていない。
そんなわけで、3年目もよろしくお願いいたします。