お盆お盆の緩やかな気分のまま失礼します
絶対に定期的にトラベルする。何よりもまず遠くまで物理的に移動する。ていうか移動することで脳味噌を掻き混ぜることを一番の目的としている。今の大体の行き先は、奥多摩や秩父、西東京一帯に広がる山地か、南進して相模湾、太平洋になることが多い。江ノ島や鎌倉、時に逗子ってことになるかな。小田原や真鶴にも行ったことある。その先の東京諸島にはまだ行ったことがない。でも大陸の砂漠は横断したことさえある。
行った先で、出来たらトランスする。音の響きは仰々しいけどそんな大した意味じゃない。とにかくいつもと違う意識状態、と、意識だとかなんだ以前にいつもと違う、身体感覚に没入していこうとする、のを邪魔せずにそのままそういう風になっていく。
そんでトリップする。ちょっと確かにいつもと全然違う感じそのものになる。周囲から見ればただ穏やかに緩やかな雰囲気であるだけだと思う。でも確実に、自分のリズムやテンポ、サイクルが回復していくような心地がするし、実際にザーザーサラサラとそんなような音が聴こえる。体内のあらゆる管が太く開いて、そこをいつも以上のスピードで体液が駆け巡って行くのを感じる。
とてもナチュラルにハイ
絶対に揺り戻しはない帰れない
材木座海岸だったか、とかく太平洋一歩手前の砂浜で、呼吸が殆どゼロになって瞼も閉じなくなった一時間があった。そん時に通り掛かったコーギーと目が合って、そいつは砂浜でリードから解放されてて、後から追い付いた飼い主が気が付いたら俺の隣のコーギーの隣に座っていて、そこから三人で海を眺めた追加の一時間があった。
あれはいいトラベルにトランス
トリップだったと思う
隣のあいつらナイスガイ
人間はそもそも乱反射であるので
人間の意識なんて人と人の間にあるので
たまにそれらを忘れて一枚鏡か
鏡以前の何かに還りたくなります
それを一緒に出来たらまじで幸福