【13年前の今頃】- 哀田 剛（エクスタシー東京)東京/性感マッサージ

こんばんは！



今日も一日お疲れさまでした。



【13年前の今頃は】



先日の3月11日の、私の日記で東日本大震災の時の日記を書きましたが、あの当時を思い出して、日記の続きを。



その当時私は既に、女風の仕事をしていた訳ですが、被災地が大変な時に、女風というこの仕事をしていてよいのか？あの時ばかりは予約は入らないでくれと思ったし、自問自答し、答えはすぐに出た。大震災から1週間後ぐらいには自ら休業を決め、知り合いの紹介で横浜の建設会社で働いてました。



それまでは、AV男優にしても女風の仕事にしても自分が好きで飛び込んだ業界で、常に女性をお相手に長いこと生計を立てていたのが、全くの畑違いの男だらけの、常に汚れる現場でキツい力仕事、決して高給取りとは言えない安い日給からスタート。



まずは仕事道具である、長靴、作業着、手袋、最低限必要な工具などを自前で用意して、迎えた現場初日。現場はたまたま私が東京に来て、初めて住んだ恵比寿のすぐ近くの広尾、慶応幼稚舎がすぐ近く、渋谷川が流れるデカイ排水溝の補修工事で土木現場でした。



東京に来てガードマンのバイトで、工事現場で働いた事はあったけど、作業員として働くのは人生はじめてのこと。分からないことだらけ。始めて何日かは帰宅する頃にはヘトヘトだったかな。



現場仕事は基本、月曜日から土曜日まで、朝8時から17時までで、日により残業することも。



慣れない環境でも仕事を早く覚えたいとの気持ちで、一生懸命にやっていたように思う。そんななか1人の作業員がやたらと私にキツく言う奴がいて。「遅いな」「チンタラやってんじゃねえよ」「そうじゃねえだろ」「そんなこともわかんねえのか？考えてやれ」それでも、私は「はい」と返事をして、働いてました。




現場に入って3日目に事件は起きた。常に私にキツく言ってくるその作業員が、「おい、トン袋持ってこい」と言われ、「トン袋って何ですか？」と、聞いたら「そんな事もわかんねえのか？」それまでおとなしく言われるままに従っていた私でしたが、、



「教えてくれねえと、分かんねえだろうが！」はい、私は切れました。



周りに響き渡る大声にビックリしたのか、周りにいた皆、職長も、おいどうした？と、事情を聞いてきて、私は「俺が分かんねえから聞いてんのに、こいつが教えてもくれねえ」と、話し。「まあまあ、仲良くやれよ。」と、言われ。それから私にキツく言ってきた作業員も、態度がガラッと変わった。



ちょっと先輩だからと、新人いびりか？たまにいますよね、ちょっと上になったからって新入りに偉ぶる奴。



初日から、そいつにはいちいち言われ続けて、始めはこんなもんかと我慢して聞いていたのが、あまりにも理不尽さにキレたんだろうね。仕事出来ない、覚えが悪いなどで怒られるなら分かるけど、意地悪くネチネチ言われ続けられたら、そりゃこっちも黙ってらんない。男だらけの世界、そんなのものです。



後日、会社の幹部の人に会ったら、その事件の事を知っていて、「よくぞ言った！」と、褒められました。



そこから数ヶ月、いろんな経験をしながら、キツイながらそんな日々が続きました。



続きは、またいつか。