【質問箱回答 #176】
女風の終わり方について皆さん1度は考えたことがあると思います。
最近利用を始めたユーザー様はまだないかもしれませんね^^
女風の終わり方。
風俗を死生観のように考えたら気持ち悪いですか?
死について考えるということは、どのように生きるかを考えることと同じなように、女風の終わり方を考えるという事はどのように使うか、セラピストとどんな関わり方をするか、そして女風を卒業したあと振り返った時に『どんな記憶として残したいか』と同じだと思います
〝いま最高な幸せの時にお別れするのもいいかなと思います〟
これに共感出来る方ってとても少ないのかなと思いますが、僕はとても素晴らしいことだと思います。
人の欲求で1番強い欲求は『手離したくない欲求』と聞いた事があります。
お金、地位、名誉、財産…
人は一度〝それ〟を手に入れると、どうしても執着してしまい、手離すのが難しいそうです
僕の前店時代。
ランキング制度があるお店に所属していました。
入店翌々月からランキング入りし、その後はランキング2位,3位と常に上位でした。結局1位になることは出来なかったですけどね笑
写メ日記も今よりたくさん書いてましたし、口コミもたくさん書いて頂いていたので、セラピストとしては何不自由ない環境でしたが、だからこそ辞めようと思いました。
それはその恵まれた環境に『依存や執着したり、手放すのが怖いと思ってしまうのこと』それが怖いと思い、だからいつでも手放せる自分でいたくて前店を辞めました。
多くの人に『もったいない』『もっといればいいのに』『理解できない』と色々言われましたが、あのままの環境にいたら間違いなく今の僕はいなかったと思いますし、破壊と再生は僕の中では普遍的なことなのかもしれません。
〝いま最高な幸せの時にお別れするのもいいかなと思います〟
この考えができる方なら大丈夫。
別れや離れること、会えなくなることは
とっても辛く寂しいもの。
けど、いつ記憶を取り出しても、記憶は鮮やかなまま。
消えない甘い甘いアメ玉のようなもの。
それを出来るのは自分のタイミングでお別れした人だけだと思います。
心の準備をして、自分のタイミングで、ちゃんと〝さよなら〟出来たら最高な別れ方(卒業の仕方)だと思います。
もちろん質問者様のように〝今最高な幸せの時〟に自ら手を放すのが難しい、理解できない、できても私には無理って方も多いと思います。
ただ別れは突然。
本当突然なんです。
当事者じゃないから〝かわいそう〟とか〝ひどいなぁ〟って思って見ていると思いますが、いつか貴女の好きピ、推しピもいなくなります、逢えなくなります。
それは引退なのか、退店なのか、ユーザー様側の仕事や家族が理由ななのか、お金なのか、関係性悪化なのか…
未来のことは誰にもわかりません。
ただ間違いなく誰にも、平等に〝別れ〟がきます。
どんな別れ方をしたいですか?
どのタイミングがいいですか?
どんな記憶として残したいですか?
どんな記憶として残っていてほしいですか?
どうしたら後悔が少ない別れ方ができますか?
どうしたら笑顔でお別れが出来ますか?
どうしたらいい記憶、いい思い出として残せますか?
むしろ、よい記憶が残っている方が辛く苦しいのなら
最後は嫌な、後悔するような、嫌いになるような別れ方をしますか?
それとも流れに身を任せますか?
引き際(ぎわ)だったかな?
散り際(ぎわ)だったかな?
確か英語に表現できないと聞いたことがあります。
最後どのように終わらせるのか、それって日本人だけの考え方らしいです。
終わらせるのか
終わらせられるのか
お別れするのか
お別れさせられるのか
それとも…
選択は生き方。
女風は自分らしさ。
当店Re:color piece のHPにある言葉です。
同じ女風を使っているはずなのに体験や得られる感情は人それぞれ。
それはありとあらゆる『選択』の連続の中で辿り着いたお店で人で場所で経験で体験で感情なんです。
貴女は女風のエンディングをどのようなシナリオにしますか?
女風は脚本家も主演も貴女なんですから。
斗真
斗真の写メ日記
-
質問箱回答 #176斗真