【永遠嬢さんオーガズム講習会 #145】- 斗真(Re:color piece)東京/性感マッサージ

斗真の写メ日記

  • 永遠嬢さんオーガズム講習会 #145
    斗真
    永遠嬢さんオーガズム講習会 #145

    『永遠嬢さんのオーガズム講習 #145』



    Re:color piece 斗真です。

    7/10に永遠嬢さん(@nagoyadokuneko)のオーガズム講習会@女風バーがあり、ホール業務のお手伝いとして参加させて頂きました。
    ※昨年、名古屋に永遠嬢さんの講習を受けに行ったことがあるのでお会いするのは2回目でした


    業務をしながら講習を聞いていていたので
    少しだけ皆さんにも共有できたらと思い写メ日記を書こうと思いました。
    ※永遠嬢さんにも内容、投稿ともに許可頂いております



    ただどうしてこれだけ期間が空いてしまったのか?

    それはこれから書く内容をセラピストとは言え、男性が発信すると条件反射のように女性が過敏に反応してしまうので、書いて、何日か置いて見直し、言い回しを変え、また何日か置いてを繰り返していました。


    誰に向けて、どういう伝え方で、どんな言い回しだったら男女ともに心にストンッと入るだろうなと考えながら書きました。


    本来であれば直接永遠嬢さんの言葉で講習で聞いて頂きたいところですが、タイミング合わず来れなかった方も多いと思います。

    あえて、セラピストから男性からのフィルターを通してのシェア&感想を書きたいと思います。

    3時間の講習でとっても情報量が多かったのですが、
    少しだけ掻い摘んでセラピスト目線、男性目線を交えながらお伝え出来たらと思います。





    性感や性行為中に不感だったり、あまり感じない、スン(°_°)な状態になる時ってありませんか?


    ・相手は『感じてるね』と言うけど、こちらは何も感じてない。むしろそれを言われるとより冷める
    ・いつもは感じるのに今日はなぜか
    ・あ〜早く終わらないかな
    ・私って不感症なのかな?全く感じない
    ・何十人、テクピと言われる人に入ったけどダメ
    ・私ってイケない体質なのかな?


    快楽や感度、イク(絶頂)に対して正解や正しい知識があるようでなかったり、普通がない世界なのでイク(絶頂)に対してコンプレックスを抱えている女性ってとても多いと思います。



    そして相手任せにして、相手のテクニックや力量、経験に委ねる方もとても多いと思います。


    もちろんそれは間違っていませんし、相手のテクニック(経験値)ってとても大切です。


    ただ今回の講習の目的は相手の経験やテクニックに依存する必要がなく【自ら動き、気持ち良くなる事】を伝えたかったのかなと思います。




    永遠嬢さんの講習のメインは『動きから感情(快楽)は作れる』です。


    僕は大学で心理学専攻で、脳科学も好きで昔は本を読んでましたが(…最近読んでない笑)身体や特に、脳ってとても単純に出来ているんです。



    ○表情と感情○
    悲しいを顔をしたら悲しい気持ちや感情になるってご存知ですか?

    人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるんです。
    悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるんです。

    つまり顔の表情から感情って作れるんです。

    あまり気持ち良くなくても、気持ち良さそうな顔をすると気持ちよくなってくるってことです。


    ここでね、きっと条件反射のように敏感に反応してしまう方が多いと思うのですが…

    『何で演技しないといけないの?』
    『何で相手に媚びないといけないの?』
    『楽しそうな、気持ちよさそうな顔したら相手が調子に乗るから嫌』
    『相手を喜ばせる為に何でそんなこと私がしないといけないの?』etc...


    ここでごっちゃにしないで頂きたいのは
    相手の為ではなく自分の為、自分が気持ち良くなる為に(言葉は悪いですが)相手を利用するってスタンスで考えてみてください。


    セラピストとは言え、あまり上手ではない男性も多くいます。一般男性でも自分は上手いと思って勘違いしてる男性も多くいます。
    つまり、相手に過度な期待はせず、自分が気持ち良くなるために相手を上手いこと転がしたり、上手く利用する。
    そのくらいのスタンスでいいと思います。
    ※永遠嬢さんはそんなことは言ってませんからね


    顔の表情から感情は作れます。
    表情からエロスイッチを入れてみましょう。




    ○お腹○
    先程『表情によって自分の感情は作れる』という内容を書きましたが、次は『お腹』について。


    お腹と気持ちや感情ってとっても密接なんです。


    緊張や心配事、ストレスでお腹が痛くなったことはありませんか?
    お腹が空いてイライラしたことはありませんか?
    お腹一杯になって幸せな気持ちになったり、眠くなる事はありませんか?


    腹を立てる
    腹を割って話す
    腹を探られる
    はらわたが煮えくりかえる
    etc...


    昔はお腹に心があるって言われていたくらい
    お腹と心(感情)ってとても密接に繋がっているんです。

    お腹と性(sex)もそうです。

    イク方の多くが下っ腹が動いていたり、伸縮していたり、痙攣している方って多いんです。
    ※あとはお尻や腰回りが動く方です


    ここで大切なのは、イッたからお腹が動くのではなく
    お腹が動くからイク(イキやすくなる)んです


    でもどうやってやるの?どうやって動かすの?については永遠嬢さんがTwitterで動画配信しているので見てみて下さいね。


    お腹ってどちらかというと『緊張』『ストレス』『不快』『不満』をお腹で感じ、お腹で溜め込んでしまうイメージですが、お腹は何も、マイナスな感情だけ溜めれる訳ではないんですね。


    『幸せ』『嬉しい』『気持ち』『美味しい』もお腹が感じ、お腹に溜める事は出来るんです。


    だから〝気持ちいい〟をお腹で(イメージとしてはお腹の下や膣内、子宮で)感じて、お腹に気持ちいいを繋げて、お腹で溜め込んで、お腹で気持ちいいを表現してみてください。

    今はなんとなくだったり、理屈でいいので、お腹を動かしてみてください。




    ○気持ちいい動きって?○
    AVや動画を見る方も多いと思いますが、例えば音声を0(ミュート)にしても女性が感じている〝身体の動き〟って分かりませんか?


    ○シーツを手で掴んでいる
    ○腰が上下、左右に振っている
    ○下半身がウネウネしている
    ○頭を振る、頭を後ろに逸らす
    ○足先をピンとしている
    ○足を相手の身体に絡ませる
    ○下半身を相手に擦り付けている
    ○お尻が動いている
    ○腰やお腹がビクンってなる
    etc...


    漫画や動画でも〝その動き〟を見たら
    あぁこの人気持ちいいんだ、イッてるんだなって思いますよね?


    顔の表情やお腹の動きのように、
    『身体の動きから感情(気持ちいい)作れる』んです。
    動き(カタチ)から入ることで後から気持ちや感情が乗っていきます。

    まずは身体の動きから、気持ちいい人の真似をしてみて下さい。




    ○ガツンとした大きい気持ちいいは来ない○

    『外イキ(クリイキ)はできるけど、中イキはできない。』

    実は女風を利用される目的の一つが『中イキをしてみたい』って方はやはり多いんですね。

    どこぞかのデータで外イキ経験は70%程に対して、中イキ経験者って20%程と言われているんです。


    相手に指や挿入をしてもらい、刺激してもらったら誰でも気持ち良くなれて、中イキできると思ってる方ってかなり多いんですが、実はそんな事ないんです。

    中にはGスポット、ポルチオが気持ちいいって方もいますが、何も感じない方って本当多いんです。


    ただ何か変な感じはする。
    たぶん、きっと気持ちいいんだと思う?
    ん?多分ここ…そこ…が気持ちいいってやつなんだと思う?のか?


    って小さい〝感覚〟や〝違和感〟を感じたことがある人いませんか?


    実はこの〝小さい違和感〟〝微かな気持ちいい〟を自分で積み重ねていってほしんです。
    その感覚をそこだけで感じないで、子宮に繋げていって欲しいんです。
    ↑って難しいですね笑


    〝そこ〟の気持ち良さを、お腹の上下運動やお腹を凹ませて下っ腹や子宮でビクンって動かして〝表現〟してみて下さい。

    それが繋げるって意味だと思います。


    指入れや挿入時の快感ですが、
    残念ながらクンニされたような大きい刺激、分かりやすい気持ちいいっていう快楽は待っていてもこないんです。


    自分の中で『小さな気持ち』を大切にして、積み重ねていってください。
    『小さな気持ちいい』を自分で大きくしていく感覚です。

    その連続、その積み重ねの後にイクがあります。




    ○演技ではなく表現○
    あまり気持ち良くなくても、表情やお腹、そして気持ちいい『動き』をまずして下さいとお伝えしました。


    それをやって欲しい理由がもう一つあるんです。

    それは女性が無反応だと男性が不安になり、反応の大きい刺激ポイント『耳』『乳首』『クリ』『指入れ(挿入)』にすぐ手が伸びてしまうからなんです。


    男性って自信があるようで実は自信がないんですね。
    それはセラピストも同じ。

    女性が無反応だと不安になり
    『痛くないか』『怖くないか』確認してきます。
    その時の確認は、配慮からくるものではなく、不安からくるものです。

    人によってはその心配や気を遣われる方が嫌という方も多いのでは?と思います。


    ここでも
    『何で演技しないといけないの?』
    『何でお金払ってる客側が気を使わないといけないの?』
    『また私たち女性がここでも搾取されたり我慢したりしないといけないの?』
    と蓋をしていた感情が湧き出ててきそうですが…



    でもね。
    きっと今までの『演技』って
    ○早く終わらせたいから演技する
    ○相手に嫌われたくないから演技する
    ○相手が自信無くしちゃうから演技する
    ○演技しないと相手が萎えるから演技する
    etc...


    今までの演技って相手の為にしてきませんでしたか?
    別に演技を否定したり、逆に推奨しているわけではありません。

    嬉しい、心地良い、気持ち良いを、顔の表情や身体、反応で〝表現〟してほしいんです。


    フェラして無反応だったら悲しいように
    乳首舐めて無反応だったらつまらないように
    料理作ってあげて無表情だったら一生作らない!と思うように


    今までの演技は我慢の為、相手の為だったものを
    自分の為に〝表現〟に変えてみませんか?


    顔や身体、声で気持ちいいを〝表現〟することで相手に伝え、相手が安心して反応の少ない箇所でも時間を掛けて舐めてくれたり、フェザータッチしてくれたり、丁寧な愛撫をしてくれ、結果自分自身が気持ちよくなれる。こんな風に解釈したらどうでしょうか?


    ここでは
    演技は0を1に相手に見せる事。
    表現は0を1に自分の中で創っていく事。
    かなと思います





    ○気持ちいいを取りに行く○
    先述で『待っていても気持ちいいはこない』と述べましたが、これは男性側(責め手)のテクニックの棚上げではないんです。


    女風のお客様の中にも、
    『さぁ私を気持ち良くしてくれるんでしょ?』と大の字になる方もいるみたいですが(イメージですよ)

    それはいくらこちら側に経験やテクニックがあっても〝ある程度〟の快楽しか与えることしかできないんです。

    性感やsexってコミュニケーションです。
    2人の掛け合い、デュエット、2人で創り上げていくものだと思うんです。


    好きでもない男性から触られても〝無〟むしろ〝不快〟なように
    女性側の触られたい、触られてもいいという心のスイッチをONにしてそのあと『強』にしてほしいんです。


    きっと今回の講習で伝えたかったものって
    男性、相手のテクニックや経験に依存せず、外からの刺激ではなく、内から刺激を創っていく、自分自身で気持ち良くなるボタンを押せるようになる事かなと思いました。


    ただ受身で気持ちを待っているのではなく
    ○小さな気持ちいいを0.5→2,3へと自分で大きくしていく
    ○自ら動いて気持ちを乗せていく
    ○息使いや声で自分の興奮を高めていく
    ○自分で動いて気持ちいいポイントに持っていく(当てに行く)
    etc...


    (相手を利用して)気持ちいいを取りいくという事は、自分の性欲や快楽の存在を認めること、それが心の解放に繋がり、自然と身体が動くようになり、絶頂を得られ、結果相手も喜んでくれたり、更なる高みに2人で創り上げていく最高のパートナーを育てていくことに繋がると僕は思います。




    ○最後に○
    この写メ日記を書くことに躊躇したのは
    僕がセラピストであり、男性であること。

    男性が言うと敏感に反応してしまう層が一定数います。


    それは過去の男尊女卑や女性性が認められなかった事や社会的に女性が抑圧されてきたり搾取されてきたこと、そして今までの彼氏や旦那に我慢や演技してきてそれが知らないうちにトラウマになっている事が原因だと思っています。


    そして男性側、セラピスト側の経験不足やテクニック不足を棚上げし『女性自身で動いて気持ち良くなること』を言いたかったのではないことだけは伝わってほしい。


    矛盾する様に感じるかもしれませんが、
    セラピスト、男性側の協力や相性はとても大切です。


    強い刺激
    早い動き
    余計な言葉責め
    相手の方が勝手に盛り上がり、こっちは置いてけぼり
    相手の過度な自信や決めつけetc...


    いくら自分で表情を作ったり動いたり、気持ちいいを取りに行こうとしても、刺激が強過ぎたり、むしろ冷めてしまい〝集中できない相手〟だとやはり難しいと思います。


    味付けの濃い料理を男性側に出されたら、味を薄めるのが大変なように、味付けの薄い料理を出された方が、自分で調整する方が楽だと思います。←この例えは要らない?笑


    セラピストは最低限の距離の詰め方、触り方、タッチの仕方は分かっています。

    あとはどれだけ
    『この人と気持ち良くなりたい』
    『この人の前なら動きたい!動いてみたい』
    『この人とならぐちゃぐちゃになりたい』
    『この人の前で最大限表現してみたい』
    と女性側が思えるか(男性側ならそう思ってもらえる話し方、距離の詰め方、タッチの仕方、関係性が築けているか)だと思います。


    女性が動くことに男性(セラピスト)が
    ○もっとしてあげたくなる
    ○興奮する
    ○美しい   と感じ


    女性が動くことで男性(セラピスト)が
    ○楽だわ
    ○はしたない
    ○下品   と感じないように



    男性が、女性性の解放の手助けを自然と出来るように

    女性が性解放することを
    男性が心から嬉しい、愛おしいと感じられるように


    そんな未来を願い、締め括りたいと思います。

    最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



    斗真




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