最近、様々な男女関係の問題が
週刊誌によって取り上げられている。
SNSの力も合わさって週刊誌で取り上げられたら、
犯罪者並みに吊し上げられてしまうことも増えたと思う。
週刊誌は警察や検察ではない。
独自の取材、インタビュー、タレコミなどをもとに記事を書いている。
もちろんそこにはある程度の信憑性が必要だし、
全くのでっち上げを書くわけにはいかないのだが、
それでも真偽が疑わしい記事もたくさんある。
そもそも週刊誌によっては、オカルト前提の記事も多い。
昔はある種の読み物、エンターテイメント、噂話のレベルで、
読者も楽しんでいたと思う。
それが今では力を持ちすぎてしまったのかもしれない。
お金になると思えば、そこには無数の情報が集まる。
感情や記憶は時間と共に曖昧に、
都合のいいように書き変わってしまうこともある。
色恋問題は中でも特に顕著な部分だろう。
大好きで追いかけている時には、
何をされても嫌じゃないし、
ちょっと情けない姿すらも可愛く見える。
しかし、これが興味の対象でなくなった場合、
あんなことするのはひどい、
よくよく考えたらあの人はダサかった、
などなど、書き変わってしまうものも多いだろう。
これはもちろん人間の感情だから仕方のないことだと僕は思う。
だけど、
これを公に発言する、
人に晒す
となると話は変わってくる。
そんな話が今の世の中にはあまりにも多いと感じる。
その一時はスカッとするかもしれないし、
満足するかもしれない。
でもこの行為は、
今までの自分を否定する行為。
人を好きになったこと、
追いかけていた時間、
楽しかった思い出、
その全てを否定していいのだろうか？
過ぎてしまったことを
自分の中でいい思い出にするのも、
悪い思い出にするのも、
結局は自分なのだ。
もちろん受け止め難い事実もあるだろう。
そんなことも今の自分を作る一つの要素として
しっかりと受け止めることができたら、
新しい幸せに近づく気がする。
自分で選んだ人生の選択を
あとだししじゃんけんで無かったことにするのは悲しい。
しっかりと自分の人生を歩んでいきたいね。
大崎 一成の写メ日記
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あとだしじゃんけん大崎 一成
