【体重をかける時】- 佐藤 充希(LUST)東京/性感マッサージ

佐藤 充希の写メ日記

佐藤 充希

佐藤 充希  (29)

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  • 体重をかける時
    佐藤 充希
    体重をかける時

    大人になれば
    ベタ凪のように心穏やかになり
    いかなる状況でも
    冷静でいられるようになるものだと思っていました

    事実、自分は歳を重ねるにつれて
    様々な社会性を身につけてきたように思います

    けれど、そういった社会性は
    後天的に身につけたものでしかありませんでした

    会社員としてスーツを見に纏った時の自分は
    「理性的な自分」を演じています

    仕事で締切や数字に追われる日々の中で
    本当はつらい時や逃げたい時もたくさんあり
    それでもグッと堪えて過ごしている

    胃が痛くて胃薬を飲んでいる時もあるのが実際のところです

    20代の頃は30代が大人に見えました
    けれど30過ぎても心は忙しいまま
    40になってもきっと変わらないのだろう

    浮いては沈み、浮いては沈み
    これからも繰り返していくのでしょう

    一方でこれまでこの仕事に従事する中で
    会社の仕事がうまくいかなくて沈んでいる時でも

    お客様に精神的に寄りかかってはいけない

    という自分の中でのルールがあって
    それに従い過ごしてきました

    お会いするときはいつもニコニコ
    ジョークを挟んだりして
    今この時間を楽しんでもらいたいと

    それは間違いではなかったと思います

    けれど、いま思い返すと

    お客様に体温を伝えようと
    お客様に肌を重ねて
    物理的に体重をかけることによって
    自分自身の心の中にある何かが
    スッと抜けていき
    助けられていたこともありました

    これは言葉に依らない部分です

    女風は言語的な部分が
    非常に強い仕事だと感じています

    集客にしても、リピートの有無にしても
    言葉による部分との聯関が認められると
    個人的に思っています

    けれども自分は言語の部分が弱くて
    思っていることを相手に伝えることが
    実は非常に苦手です

    だから、一回のハグ、一回のキス
    お客様と過ごす時の一つ一つの
    非言語的部分を大切にしています

    体重をかける時にこれからも
    何かを感じていただけますように

    LUST 佐藤充希




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