おはようございます。
帝のリヒトです。
まだまだ寒い日が続いていますが、4月になったら熱中症注意という信じられない天気予報が出てましたね。
洋服好きの自分としては春服を着る機会が減るのが少し残念です。
さて、洋服といえばですが、皆さん"ファッションは引き算"という言葉を聞いたことはありますか?
「余計なものを引いていく、色やデザインを揃えてシンプルな構成にすることでまとまりを演出する、ごちゃごちゃしない洗練されたスタイリングにする手法。」
などの意味で使われている言葉ですが、始めて聞いたのは足し算ばかりのファッションを楽しんでいた学生の時だったので少し衝撃でしたが、それからは足し過ぎないよう意識するようになりました。
それからファッション以外でも、料理、芸術、音楽、デザインなどにも幅広く"足し算引き算"という言葉が使われているのを日常で何気なく耳にしてきましたが、先日ふと気づいてしまいました。
「これはセラピストの施術にも当て嵌まるのでは!?」と、、
そこで色々な"足し算引き算"について調べてみると興味深い内容の記事を見つけました。
──────────
人は問題解決にあたって、「引き算できるか」よりも「足し算できるか」の方を優先させて考える。
こうした傾向は、たとえ引き算することがより良い解決策である場合でも、また物理的なデザインの改善から抽象的なパズルの解き方まで様々な状況においても、つまり解決すべき問題がどのようなものであっても、広く当てはまる。
──────────
という要旨の論文に、“Less is More(少ないほど豊かだ)”という有名な建築家が唱えた言葉を絡めて環境問題について考える、といった内容で、教養のない自分には環境問題のことはよくわかりませんでしたが、人間は脳のメカニズム的に足し算を選びがち、ということはわかりました。
たしかに今までの施術を思い浮かべると、満足してほしいという気持ちが前に出て、つい足し算ばかりの内容になり、余計なことをし過ぎていた気がします。
では、性感での引き算とは何ぞや?と思い考えてみると、、思い出しました。。。
・指圧マッサージまではフランクに話し、パウダー、オイル、性感に進むにつれて敢えて口数を減らす。
・下に移動する時にいつまでも上に手を残さない。下に意識を集中させる為に。
↑これは入店研修の時にいただいたフィードバック&アドバイスの一部です。
はい、馬鹿です。
褒められたことばかり喜び、大事なことはすぐ忘れてしまうタイプの馬鹿です。
"余計なものは引いて洗練させる"
この考え方はベッドの上でも活かせそうです。
これからは引き算も少し意識しつつ施術に臨みたいと思います。
でも足し算が好きなんだよな〜
リヒト
リヒトの写メ日記
-
引き算の美学リヒト