朝になったらそこには二人しかいない世界
多分、そこから本当が始まるんだと思う
その世界の始まりは
最初に二人目を合わせて少しぎこちない
たわいのない会話をするところから
外は晴れてるんだろうか？
天気はよめないけど穏やかなんだろうと予感する
ところで、僕の役目はなんだろうかと少し考え
いつしかセラピストに戻る
外へ出る意味を考え
切なさを右手に込めてそっと君の手をつないで
天気の分からない穏やかな街をへ君を連れ出すと
心のどこかで決意する
だけど
この時間だけは君の事しか頭にはなくて
仕事かもしれないけど、これは願いなんだと思う
寝ぼけた目や髪の毛をみ見て愛おしく感じ
いつまでも同じ時間を一緒に過ごしていたくて
本当はまだ何も伝えられてなくて
朝も夜も伝えたい事がたくさんあったんだよ
今日も明日も君に想いを言えたらって
これは仕事だけどね
人の感情ってのは思った以上に希薄なものじゃない
君を見て希望や夢を遠い理想に飾る事もあるんだよ
だけど伝えちゃダメなんだよね
だから
切ない時は切れない物を見て
悲しい時は楽しい話しだけをしようって決めた
今日も明日も君の為に僕はいる
君といれて幸せだと簡単に言えたらいいのに
じゃーな
槙島 蒼司の写メ日記
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願いとはなんだろう槙島 蒼司
