既にご存知の方も多いかとは思いますが
雅はSMバーでも勤務させて頂いております。
日々刺激的な変態のお客様に囲まれ
学び、気づき、笑い、悲鳴、などなど
実に充実したSMライフを送っております。
本日はそんなSMバーのオーナーの
堂山鉄心さんについて触れていこうと思います(御本人の許可はとってません。コレ読みませんように。)
雅はスタッフとして勤務させていただく前からお客さんとしてSMバーに通っておりました。
もうその時のハマりっぷりたるや、酷い時は8日間連続で通いつめるレベルでした。
初めて自分の性癖を否定されない空間
変態諸兄から学べる多くの気づき
それら全てが心地よく、また雅の人格形成において大変に貴重な経験の日々でした。
そして何よりオーナー堂山鉄心さんのお人柄。
一見すると恐怖の象徴のような印象すら受けますが、お話をすると実に明朗快活で理知的で、またユーモアに溢れたお方でした。
何度かお会いする中で若輩者みやびはこう考えました。
「鉄心さんみたいになりたい…!!」と。
鉄心さんのS男性としての在り方やM女性との接し方、もっというと「大人の男としての余裕」と「少年のような遊び心」を掛け持つその魅力に惹かれ、気付けば憧れの尊敬すべき男性として羨望の眼差しを向けておりました。
こうしてすっかり鉄心さんラバーとなった雅。
はじめて身近な(?)尊敬するS男性として観察を続けた結果、自身の周りのM女性と関わるにあたり、
「What would 鉄心さん do.」
の思考に至ります。
ムチひとつ振るにしても、
M女性の腹を踏むにしても、
とにかく何をするにしても
「鉄心さんならどうするだろう?」
を先ず第1に考え、自分なりに模倣(しようと)する。ということを続けていました。
しかしコレはかなり早い段階でボロが出ました。
一朝一夕で模倣できるようなものでは無いということを分かっていながらも、とにもかくにも真似しようとした結果、自分の性癖が分からなくなってしまいました。
鉄心さんのようにありたい、しかし自分には出来ない事の方が多い。なれば鍛錬を積んで、もっともっと近づけるようにとにかく鉄心さんの観察をしなければ!
という焦りに駆られ、バーに通いつめる日々。お仕事と理想との狭間でも悩み、鉄心さんにもご相談をさせて頂いておりましたが、思考はこんがらがるばかり。
気づいた時にはS男性として完全なるアイデンティティクライシスに陥っておりました。
愚かでした。
鉄心さんは、鉄心さんだから『堂山鉄心』が出来るのです。
雅は雅で、雅というS男性に自信を持ち、鉄心さんを尊敬はしつつも全くの別物で在らねばならぬ。ということに気付くのに少しばかり時間を要してしまったのです。
過ちです。
この実に簡単で愚かな過ちに気付かずにもがいていた日々にお会いした女性には、大変なご無礼を働いてしまったかもしれません。
申し訳ございませんでした。
S男性の道に終わりなどなく
日々鍛錬と研鑽が不可欠で
その道程に堂山鉄心さんという
素敵で立派な明星(ってか上司)が
いて下さるこの環境に感謝しつつ
一方、自分というS男性に誇りを持ち
勝るとも劣らない。
そんな存在になろうと
気づけたことも成長だと
信じていこうとおもいます。
雅
雅の写メ日記
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過ち(雅が実は今のもう1人の上司に憧れて苦悩してた話と懺悔)雅