Q: 1時間一万くらいで何を提供してるの?
こんな質問が来た。
テンプレの様な「時間」という答えは無しでとのこと。
エロとか色々あるけど、
その本質は何なのか?
大喜利の様に答えるのではなく、
僕だけの答えを探し求めてみた。
風俗だからエロだよ、
そんな答えをするセラピストは多いだろう。
確かに蕎麦屋に行っても、
バーキンは買えない。
蕎麦屋に来てるんだから、
当たり前だよ?蕎麦やん?
そんなテンションか?
じゃあ愛とか恋か?
それは女性の感情だから、
こちらが提供していると自負するのは、
大間違いだ。
その答えは人によって違うんだけど、
人と人との間に生まれる関係値において、
人々が求めるのは、
良好なコミュニケーション。
そして、
それらを、
こちら側が相手に出来ること、
提供できることがあるとすれば、
「居心地の良さ」かな。
僕はこの業界の事を、
3rd placeとよく言う。
サードプレイスとは第3の居場所であり、
プライベートや仕事などに次ぐ、
3つ目の「居場所」。
月曜日から始まる仕事との戦い、
家で繰り返される家事との戦い、
そんな激闘から羽を休めるための場所。
それが僕の横であればいいなと。
デートをしても、
ベッドの中でも、
居心地が悪くては、
帰りたくなるものです。
会社の飲み会や、
久々に帰った実家とか、
居場所とか感じられない人も多い。
果たして自分がいても、
いい場所はどこなのか。
人生を生きていると、
自分の居場所がわからず、
人生が迷子になってしまう。
だからこそ必要なんだと。
蕎麦屋でバーキンは買えないと、
先ほど書きましたが、
蕎麦屋に来たからといって、
蕎麦が食べたいと言うことにもならない。
ただカウンター越しに大将と話したいだけかもしれない。
エルメスに行ってもバーキンにだって出逢えやしない。出逢えるかわからない、そんな一瞬の奇跡を求めてる人もいるかもしれない。
人間の求める本質は物ではなく、
もっと別なところにある。
少なくとも我々のすべき事は、
エロやコミュニケーションの質を高める事は当然中の当然であり、敢えて言わない。
ただ、女性が求めて来てくれることに関して言えば、居心地の悪い場所には来ないだろう。
汚いお店や接客の悪い店だったらそもそも来ない。いくら美味しくても2度目はないだろう。
だからこそ、
居心地の良さが必須なんだと、
寒空の下のテラスで凍えながら硬い椅子で日記を書く僕は思う。
暖かいとこに行こっと。
もう帰る。
じゃ。
麗
麗の写メ日記
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