別れの傷跡
【ご質問】
引退好きピの忘れ方を教えてください。
一年経ちました。お別れもお見送りもできず
気持ちの行き場がありません。。。
何の踏ん切りも付かない状態で、
好きな人とお別れする。
こんな気持ちをどう整理するべきか、
真剣に考えてみました。
好きな人との別れというのは
いつもいつも綺麗に別れられるとは
限りませんが、
出来ることなら遺恨を残さず
飛ぶ鳥跡を濁さず
綺麗に別れるのが
気持ちを通わせた人間同士が
最後にすべき仁義かと思います。
ただ、この方は
お別れもお見送りもできず
との事なので
くっついたお餅を剥がす様に
綺麗には剥がれず
大きな傷跡を残したのでしょう。
それが一年も治癒しないことは
仕方ありません。
そんな傷跡を作った男性については
もう居ない相手なので放っておきましょう。
もう会えない人間だなんて
死人と同じなのです。
だからこそ辛い。
いっそ、この世にいない事を認識した方が、
諦めもつくのかもしれない。
この方は、まだ会えるかもしれないと、
心の奥底で期待しているのかもしれないし、
やり場のない悲しみを
どうしていいのか分からない。
どちらにしても辛すぎますね。
では、
どの様にして忘れて、
前を向くことが出来るのでしょうか？
まず、
「恋」とは何か
「トラウマ」を残すこと
と仮定して話します。
まずまず、
「好きな人」
というのは
心沸き立つ相手ですよね。
つまらない相手では発生しない。
良くも悪くも
心ざわつかないと
楽しくないんですよ。
その、ざわつきが、
心の湧き立ちが、
大きければ大きいほど
楽しくもあり
傷もつきやすい。
大きな波に乗っても
滑り切れなくては
海面に叩きつけられる
サーフィンの様で。
その波の高さや
潮の流れの中に身を置く
「スリル」
みたいなものを味わうのが
ある意味、恋愛の楽しみ。
それが、故に、
怪我もする。
だから敢えて、
恋愛＝トラウマを作るもの
と言うことにします。
此処までが現状の分析です。
だからこそ
貴女の傷が今も癒えてない。
では、どう癒していくか。
「知らぬが仏、忘れるが勝ち」
という日本の諺があります。
逆を言えば
忘れないことには前を向けない。
人間は古い記憶を忘れて新しいことを覚える。
だからこそ
新しいことをしろと
新しい男を見つけろと
たぶんみんな言うでしょう。
いや、そんなの出来てたらやってるよと。
脳の機能としては
新しい記憶で上書きする。
その理論はわかっても
実行できないのが人間です。
じゃあどうするのか？
僕なりの答えは
「コンテンツ」にすること。
僕なら日記
歌手なら歌
ブログ
動画
写真
急にやれと言われても辛いでしょうが、
「作品」
にすることで整理がつきます。
そして
人の目に晒すことで
感情を分け合うのです。
失恋の話を人にする事で
スッキリすることはあるでしょう。
しかし、
この世界のことは
恐らくきっと
周りの人には言えない。
同じ境遇の人がいても
きっと話し足りてないと思います。
じゃなきゃ1年も引っ張らない。
だから何かしらの形で
公開しましょう。
誰かに評価されなくても
誰かが見てます。
SNS全盛の時代ですから
是非ともやってみてください。
但し、
Twitterで
タラタラとツイートで
言葉を流すのはお勧めしません。
Twitterは負の感情が多いんですよ。
要らぬ感情に当てられない様にしてください。
あくまでも一つの「作品」に昇華させてください。
その時は、
新たな貴女の才能が
華開き
違う自分になれているかも。
楽しみにしてます。
麗
麗の写メ日記
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