2000年から2001年にかけて
イランで起きた連続殺人事件を
題材にしたサスペンス。
「街を浄化する」という信念で、
犯行を重ねる殺人鬼に
恐怖を抱く一方で、
犯人を英雄視する市民も少なからずいた。
割と早い段階で
観客には犯人が誰か分かることで
犯人の狂気がうかがえるし、
また一部の市民や犯人の家族が
犯行を支持することで
社会情勢や宗教が絡み合った
問題が浮き彫りになる。
何が正義なのか考えさせられると共に
イスラム社会のあり様に
触れることができる映画です。
最後のシーン、衝撃です。
うちの運営さんに教えてもらった映画に
外れはない。
santuario永士
永士の写メ日記
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聖地には蜘蛛が巣を張る永士