『Arsene』の零士に直撃インタビュー!現場で得てきた技術と知識で後進を育成「代表の私だからこそ教えられる生の感触を伝えていきたい」

『Arsene』の零士に直撃インタビュー!現場で得てきた技術と知識で後進を育成「代表の私だからこそ教えられる生の感触を伝えていきたい」

目次

1. 「経験の豊富さは求めない」現場主義のオーナーセラピストによる徹底したサポート!
2. 女風は「楽にすぐ稼げるんでしょ?」の意識では厳しい仕事。
3. レンタル彼氏のみでの入店もアリ!多様な働き方を推奨

女性用風俗とレンタル彼氏を融合させた新しい形の女性用風俗店【Arsene(アルセーヌ)】。大阪と名古屋の二拠点で展開中の当店は、様々な年代やタイプのセラピストが在籍。怪盗アルセーヌ・ルパンの如く、女性たちの心を華麗に掴む代表の零士さんに、【Arsene(アルセーヌ)】が求める人物像やキャストとしての心構えなどを伺いました。

 

「経験の豊富さは求めない」現場主義のオーナーセラピストによる徹底したサポート!

「経験の豊富さは求めない」現場主義のオーナーセラピストによる徹底したサポート!

 

――零士さんはプレイヤー兼代表のオーナーセラピストということですが、女性用風俗の世界に足を踏み入れてどれくらい経つのでしょうか?

プレイヤーとしては5年目で、店を経営し始めてからは3年目になります。大阪からスタートして、その一年後に愛知にも拠点を設けました。

 

――関西と中京エリアを中心とした店舗展開。なぜ東京以外のエリアを拠点に選んだのですか?

正直なところ、女性用風俗は東京では完全に飽和状態だと感じたからです。しかし、大阪も名古屋もまだまだこれからといった印象。その分だけ可能性があると思いました。

 

――客層について、東京とは違うと感じますか?

大阪のお客様は費用対効果を求める傾向があるように思います。来店の前に詳細な質問をいただくことが多いのも一つの特徴ではないでしょうか。実際のところ、リピートに繋げることが大変なエリアですね。提案力と技術が必要にはなります。しかし、その分だけ一度でもリピートになると長い関係となりやすいです。

だからこそ関西のセラピストは、地肩が強いんですよね。リピーターがつく人はみんなトーク力や飽きさせない力を持っています。それにお客様も、楽しいことにお金を出すことを厭わない。複数人のセラピストと一緒に花火を見に行くとか、BBQをするために呼んでいただくこともあります。

 

――なるほど。名古屋のお客様にも大阪とはまた違った傾向がありますか?

名古屋では性感を重視したお客様が多い印象です。街中でデートをするよりも、ホテルでお会いすることが多いかもしれません。

 

――今『Arsene(アルセーヌ)』で活躍をしているキャストさんはどういった方が多いのですか?

うちのキャストは女風未経験者が8割を占めています。うちは「知らない」「わからない」がないお店なんですよね。好奇心だけで入ってきたような素人さんでもイチから育っていけるよう、講習で徹底したサポートをしています。これは自分が現役のセラピストとして現場に身を置いている強みだと思います。

 

――未経験者の方が伸びる傾向にある?

いえ。もちろん経験者でも活躍できていますし、歓迎しています。ただ、サポート体制が万全ゆえ、経験の豊富さはあまり求めていないということです。一度私の講習を受けると、経験者であっても自分たちに足りていなかったところに気づいてくれるんですよ。

 

女風は「楽にすぐ稼げるんでしょ?」の意識では厳しい仕事。

女風は「楽にすぐ稼げるんでしょ?」の意識では厳しい仕事。

 

――『Arsene(アルセーヌ)』が求めるキャスト像を教えてください。

最低限の社会人マナーと清潔感ですね。そして、お客様からお金をいただくためにどれだけ動ける人間なのか、長期的に何ができるか考えられる人間であるかも重要です。うちでは自己投資として脱毛やホワイトニングなどをしているセラピストも多いですよ。正直「楽にすぐ稼げる仕事なんでしょ?」という感覚でいる人だと厳しいんじゃないかと思います。

 

――書類応募の際の注意点などもあれば聞かせてください。

志望動機は必ず見ていますが、それと同時にDMでのやりとりなどもチェックポイントです。また、写真審査もしています。ルックスの良し悪しではなく、写している部屋が汚かったり、服装がヨレヨレだったり。面接相手に「見られる」を意識できない応募者はお客様からも「見られる」仕事だという自覚をしていない傾向にあります。

 

――年齢制限などはあるのでしょうか?

それはないですね。うちには20~40代まで在籍していますが、どの年代であってもそれぞれの魅力があるはずだと考えていますので。あと見た目の話でいえば、恐らく他の店に比べるとうちはキラキラ系の男子は少なめです。どちらかというと、「漢と書いてオトコと読む」タイプというか。「漢前ならアルセーヌ」というキャッチコピーになるくらい(笑)。

 

――書類応募が通ったら、次は面接ですか?

はい。そこでは対面した時の所作を重点的に見ています。同時に女風で働くうえでのメリット・デメリットを必ずしっかりと話していますね。ここまでクリアしたら、講習期間に入ります。パネルの撮影やSNS運用のアドバイス、この業界で働く上でのルールなどを伝え、プロのセラピストとしての自覚を促しています。

 

――この時点でもうプロフェッショナルであることを意識させるのですね。

お客様からすれば「僕は新人だから」で許されるものではないんですよ。それに新人の質によってお店のイメージも左右されますからね。このあたりで報告・連絡・相談ができなかったり、お客様の前に出せないと判断した場合は、入店辞退を促すこともあります。

 

レンタル彼氏のみでの入店もアリ!多様な働き方を推奨

レンタル彼氏のみでの入店もアリ!多様な働き方を推奨

 

――講習が一通り終わった後は、どのような流れになるのでしょうか?

模擬のデート研修で、お金をいただくに値するエスコートができるようにします。その後に性感の講習ですね。私自身は性感に重きを置いてはいますが、お店としてはデートの部分にも力を入れています。性感のサービスもエスコートを含めてのことだと思っているので。

 

――『Arsene(アルセーヌ)』は、女性用風俗とレンタル彼氏を融合させたお店がコンセプトになっていますもんね。

もともと店名自体がアルセーヌ・ルパンからとったものなんですよ。ルパンは怪盗ではありますが、紳士の顔を持っていたことでも有名です。つまり我々は、お客様の心を奪う怪盗紳士ということです。新人さんにも立派な怪盗紳士になってもらうためには、私共は努力を惜しみません。

 

――具体的にはどのようなアドバイスを行っているのですか?

SNSの運用法、写真撮影のコツなど、セラピストとして活躍するために必要な技術や知識、各部門の専任講師がいます。私が教えられるのは、やはりこれまでのセラピストとしての経験の中で得てきたものですが、今でも現場の生の感触を直接伝えることができるというのは大きいと思っています。

 

――そこは零士さんがオーナーセラピストであるからこその良さですよね。

そうかもしれません。でもその反面、私を超えようとしてくれるセラピストが欲しいとも思っているんですよ。逸材との出会いを待っています(笑)。

 

――では、最後に『Arsene(アルセーヌ)』で働くことに興味を持っている方にメッセージをお願いします。

兼業でも専業でも、働き方は自由なお店です。タトゥーもピアスも、髪色も自由。ただ、その分だけお客様がお金を払う価値を常に考えられるセラピストであって欲しいとも思っています。

そして願わくば、一度ご縁があったのであればお店にはずっと関わってもらいたいですね。性感をやってみて無理だと思っても即退店ではなく、レンタル彼氏のみで働くやり方もあります。逆にレンタル彼氏から始めて、性感にステップアップすることも可能。セラピストにとって、働き方の選択肢の多い店でありたいと考えています。

 

――店舗情報――

店名:Arsene
ジャンル:出張ホスト
エリア:愛知・大阪
営業時間:24時間営業(予約受付対応は10時から24時まで)
https://kaikan.co/osaka/561/

この記事を書いたライター

mochizukichiyoko

もちづき千代子

豊満系人妻フリーライター。AVメーカー広報・風俗情報サイト編集長・アダルトグッズメーカー広報を経て現在に至る。だいたいエッチなことか食べ物のことを書いている。



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