LUSTの有馬伊吹さんに直撃インタビュー!普通のサラリーマンからトップセラピストに転職した男の目指すものは『性でイヤな思いをしている人が一人でも減る世界』
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『greed』に入店希望をしたら……まさか自分が新店舗の代表に?!
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接客するうえで大事なのは、性的な技術の前に心の部分をどう盛り上げるか
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業界トップクラスのセラピストと気軽に触れ合えるのが『LUST』の魅力
女性用風俗界最高レベルのサービスを提供している、女風の王道ともいるお店『LUST』。「身体の悦びは心の悦びに繋がる」という考えのもと、高いクオリティの性感施術で新しい快楽の扉を開かせてくれます。
今回、お話を伺ったのはごく普通のサラリーマンからセラピストに転身し、今は『LUST』の代表も務めている有馬伊吹さん。『LUST』で働き始めたきっかけや、接客で大事にしていること、さらに自身の目標についても聞かせてもらいました。
『greed』に入店希望をしたら……まさか自分が新店舗の代表に?!
――セラピストとして働き始めてどれくらい経つのでしょうか?
5年半くらいになりますね。その前は普通にサラリーマンをしていました。
――なぜ、セラピストの仕事をしてみようと思ったのですか?
僕が大学生だった頃にママ活がすごく流行っていたんですよ。それを食い物にしている悪い大人がたくさんいる世界なのを知っていたので、僕自身が足を踏み入れることはなかったんですが、ずっと興味は抱いていました。でも、その後就職した会社で、仕事中に同僚の女性からいきなり「君って女性用風俗とかに向いてるんじゃない?」って言われたんです。今思うと、彼女は女風ユーザーだったんじゃないかな。僕も僕でソノ気になっちゃって、その日の夜に速攻でお店に応募しちゃいましたね。エッチなこととお金を両方手に入れられるのはイイかもなって感覚で(笑)。
――同僚さんのひと言に背中を押された感じですね。始めた頃はサラリーマンと兼業していたのですか?
そうですね。週末や隙間時間を使っていました。始めて一ヶ月くらいでもう「これはイケるな」と実感してたんですが、専業にするのはまだ抵抗があって。半年後くらいに会社を辞めて、セラピスト一本になったんです。でもその後、別のことがしたくてかけもちに戻っています。
――『LUST』の代表として働き始めたきっかけは何だったのですか?
僕は以前から『greed』の槙島蒼司くんに注目をしていまして。僕とはアウトプットの仕方が真逆な方ではあるのですが、一度話をしてみたいとずっと思っていたんです。ある時に『greed』主催のイベントに参加をする機会があって、直接お話をしてみたらやっぱり面白い人だった。「この人と組んで働いてみたい」と強く感じたんです。
――ということは、最初は『greed』に入店を希望していた?
でも、オーナーと打ち合わせをした時に『greed』とは色が合わないという話になりました。空気感がまるで違ってたんですよね。そしたらオーナーが「だったら別の新しいお店を作っちゃえばいいじゃん!」って(笑)。
――オーナー、ものすごく決断が早い!で、その新しいお店が『LUST』だったのですね。
そういうことです。『LUST』のセラピストって、僕をはじめとしてみんな良い意味で普通の男なんですよ。
――わかります。女風のキャストというよりも、会社にいたら絶対にモテる同僚って感じなんですよ。親しみやすさがあるし、安心感もある。
今日の僕の服装なんて、上下ユニクロですからね(笑)。僕自身、自分の推しポイントは普通っぽさだと思っています。馴染みやすい距離感で、近すぎず遠すぎず。手に入りそうで入らなそうなところが魅力の一つなのかなと。
――有馬さんは、距離の取り方が上手い人なんですね。
もう一つポイントを挙げるとするなら、『LUST』は性感に特化しているお店でもあるんで、舌使いについては自信を持っているつもりです。
――そういう技の上手さって天性のものなんですか?それとも、セラピストを始めてから磨かれたもの?
どうでしょうね……。この世界に入ってから知ったテクニックも多いんですけど、もともと純粋に舌を使うプレイが好きだったっていうのも大きいと思います(笑)。
接客するうえで大事なのは、性的な技術の前に心の部分をどう盛り上げるか
――有馬さんの中で接客におけるポリシーはありますか?
僕の中で大事にしているのは「きっちり」を崩さないことですね。お客様と回数を重ねて関係性が深まっていくとつい「これくらいはいいか」と、甘えが出そうになることもある。でも僕は、そこを絶対にナシにしているんです。
――そこは徹底しているんですね。
自分の決めた一線は越えないようにしています。例えば、お代を28000円戴く際に3万円渡してくれて「お釣りはいらないから2000円はチップで」なんて言ってくださる方もいるんですよ。でも、そのご厚意には甘えません。僕はむしろお釣り用に新札を準備しているくらいですからね。野暮だと言われたとしても受け取りません。
――セラピストとしての矜持を感じる言葉です。
でも美容師さんだって、どんなに仲良くなってもチップは貰わないだろうし、「この人にはシャンプーしなくてもいいや」ともならないでしょう?それと同じ感覚ですよ。
――そう言われてみると、技術的なサービスを提供するという意味で似たような立ち位置ではありますね。性的なものか否かという違いなだけで。
ただ、先ほど『LUST』は性感に特化しているとは言いましたけど、そこに行き着くためにはやはり女性に気持ちを開いてもらうことが何よりも大切だと考えているんです。女風は対人のサービス。僕は技術の前に心の部分をどう盛り上げるかを重要視しています。結局、メンタルとテクニックって表裏一体なんですよね。
――『LUST』が提供するのは、ただ単にエッチなテクニックを駆使するだけのサービスではない、と。
僕たちは仕事中もお客様からいろんな話を聞くんですよ。それは性に関する悲しいエピソードも含まれています。日本のメンズはAVで性を勉強しているきらいがあるので、エッチについてけっこう一人よがりなんですよね。この業界の中にもまだまだ知識が浅いセラピストはたくさんいます。
――無理やり潮噴きさせようとする、激しく攻めれば感じると思っているetc……もはやこれって”あるある”でもありますよね。
僕の目標の一つに、辛い思いをしない女性を増やすための技術の布教があるんですよ。これはセラピストだけでなく、一般の男性にも広めていきたい気持ちがあります。きれいごとかもしれませんが、この業界を必要としない世界線があるのがベスト。僕は「性で嫌な思いをしている人が一人でも減って欲しい」と本気で願っています。
――もしかして、それこそが『LUST』の隠れたコンセプト?
そうかもしれない。『LUST』のセラピストには、そういうマインドで以って働いている人は多いように思います。
業界トップクラスのセラピストと気軽に触れ合えるのが『LUST』の魅力
――有馬さんから見た、『LUST』で働くことのメリットを教えてください。
グループ店全体のレベルがとにかく高いことです。正直、業界トップクラスのセラピストが揃っていると自負していますよ。みんな優しいから技術的なことも含めて、聞けば何でも教えてくれます。トップセラピストたちと気軽に触れ合えるって、すごく恵まれた環境じゃないかと思います。
――有馬さんも後輩たちへのアドバイスは惜しまない人なんですか?
僕は講習の担当をしていて、それこそ挨拶の仕方からサービス技術、立ち振る舞い……イチから10まで共有していますよ。しかもセラピストは無料で講習を受けられます。
――有馬さんのそこまでの講習を一切無料で受けられるのですか?『LUST』に入店するメリットがプライスレスすぎる……。
ぶっちゃけ「有馬から教えてもらう価値、凄いぞ!」って自分でも思います(笑)。やる気があればトップを狙えるだけの知識を与えているつもりです。希望があれば再講習も無料で行いますし、SMやマッサージなんかのプラスアルファのテクニックも教えることができますよ。
――『LUST』で働くことに向いているのはどういう男性だと思いますか?
僕が欲しいのは、当たり前のことを当たり前にできる人ですね。常識があって、真面目にエロを探究する心を持っている人。なんなら『LUST』を踏み台にするくらいの気持ちで入店してくれる人がいいなとも思います。
――お店からのバックアップも凄いですし、『LUST』で認められればどこで働いても通用しそうですよね。
現状、『LUST』の環境は本当にイイと思いますよ。逆にうちに入ってデビューまでできて、それでも稼げないのであれば、やる気がないかセラピストに向いていないと考えた方がいいです。やっぱり、人として魅力的な人でないと、この業界で生き残っていくのは難しいんですよ。セラピストには一人の人間として成長してもらうためにも、技術面だけでないマインドの講習も内外共に実施していけたらと密かに思っています。
――では、最後にこのインタビューを読んでいる方にメッセージをお願いします!
先にも述べた通り、我々のグループはレベルが高いだけに、「自分がいてもいいのか?」と気後れする人もいるかもしれません。でも、やる気さえあればそんなことは微塵も気にしなくて大丈夫。気圧されてしまうなら辞めた方がいいです。僕も他のトップセラピストも殿上人のように思われたりすることもあるのですが、それは捨ててください。僕たちは新人さんより経験値がちょっと高い人。それだけなんですから。売れるか売れないかは自分次第。トップレベルのメンバーから盗めるものは多いし盗めるものは盗んで、あわよくば追い越してやろう!くらいの気持ちで臨んでください。逆にそれくらいのアグレッシブさを持ち合わせていないと、どこに行っても売れることはないからこの業界は諦めた方がいいかもしれませんよ。
――店舗情報――
店名:LUST
ジャンル:性感マッサージ
エリア:東京
https://kaikan.co/tokyo/579/