今年のはじめくらい?から僕は自分の目指す性感を「よどみない性感」と称していて、その点は今でも変わっていない。
でも、その意味するところはちょっとずつ変わっていて、その中の一つが「動き」に関すること。
これは、単純に途切れた動き、カクカクした動きではなくて、滑らかにつながる動き、という意味がある。
でも、もう少し深いところでは「動きに対する意識」も含んでいる。
例えば「コレをやって」「次はアレをやって」「その次にソレをやる」といった場合、動きそのものも、動きに対する意識も断続的になる。
その動きの切れ目というのは、性感を受けているお客様としては、不自然さ・違和感を感じるタイミングになりうる。
反対に「全てが一つの動き」という意識で行えば、見かけ上別の動きであっても、全てがつながっているから、切れ目の不自然さを感じるリスクはずっと低くなる。
こういうことは、もちろんマッサージにも、カウンセリングにも、もっと言えば出会ってから別れるその瞬間までも、一つの意識にできるんじゃないか…とすら思っている。
気にしすぎなんじゃないか…ともう方ももちろんおられるだろうけど、こういう細部が、最終的に大きな差になってくることもあるんだな。