僕は読書垢・書評垢(https://twitter.com/sanza_books)を持っているくらいには本を読むので、「趣味は読書」と言ってもバチは当たらないと思う。
でも、僕も一時期本屋さんに行くのが嫌になった時期がある。
読書が嫌いになったわけでは無くて、並んでいる本が「役に立ちそうな本」ばかりになっていた時期があるのだ。
例えば、「60分で分かる~~!」とか「あっという間に痩せる~~!」とか、そんな本。
もちろん、そういう本からも得るところがあるんだろうけど…ただ、役に立つ本というのは役に立つだけで、おそらく1ヶ月もすれば記憶から消える。
そんな本じゃなくて、自分のなかの固定概念を崩してくれる、今まで知らなかった世界を見せてくれる、自分のなかの何かを少しでも変えてくれる、そういう本が読みたいのだ。
幸いにも、本屋さんもそういう「役に立ちそうな本」はネット販売に勝てないと気づいたのか、最近は購買意欲をそそる本が平積みになっている。
そんなわけで、近頃は本屋さんに行くのが楽しくて仕方がない。