男と女、こうも違ったしかも複雑なふたりの人間が、互いによく理解し合うためには、一生を費やしてもまだ長すぎはしない
漏れなくそう思います
我々は、分かり合いたいはずの人に限って
分かり合えず
紡ぎかけた糸が解けて
二度と交わることのない世界へと違って行ってしまう
一肌に感じた淡い感覚は
過ぎ去りし日の記憶になり
そんな忘却の彼方に
次の出会いが訪れる
こうした流動性、あるいは可塑性の中で
人と人が出会い、触れて、別れる過程を
無意に生きてしまうと、ふと振り返ったとき
人間が人間たる所以を失うだろうと思うのです
風俗によって失いやすく
一方で人間が生きて行く上で
最も失ってはいけないもの
そのことばかり考えています
我々は伝えたい、感じたい、分かりあいたいだけなのに
LUST 佐藤充希
佐藤 充希の写メ日記
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血潮が全身にみなぎるを覚えて佐藤 充希