辛いことや悲しいことがあったとき
「時間が解決してくれるよ」と
声をかけてもらうことがあります
家族、恋人、パートナー、ペットとの別れ
セラピストとの別れ
心無い他者からの攻撃
信じている人からの裏切り
etc...
つらい悲しい経験は誰しもあるもの
そんな時、「時間が解決してくれる」
ほんとうにそうだろうか
自分は時間が「解決」するわけではない
と思っています
あなたも本当は気づいていませんか？
…果たして、時間が何を解決してくれるというだろう
時間が経てば、その時の絶望は
少しは薄れるかもしれない
思い出すことが減って
痛みを感じる機会が少なくなるかもしれない
でも、それは「解決」ではないのではないだろうか
時間は、悲しみを乗り越える知恵を教えてはくれない
時間は、本当の自分に出逢わせてはくれない
本当は分かっている
時間に解決を委ねるではなく
自分自身で向き合って
解決するしかないことを
自分で認め、動き、考え
さらに動いて答え合わせをする
自分で折り合いをつけるしかないのだと
そう思います
世の中そう簡単に割り切れるものばかりじゃない
忘れたいことほど忘れられない
「時間が解決する」という考え自体は
全て間違いとは思わないし
その考えが悪いわけでもなく
その考えで救われる人もいると思います
でも、本当に自分に深く刻み込まれた悲しみは
決して簡単には消えないものだから
その経験は、なくなったのではなくて
記憶の隅に追いやっただけ
人は忘れない
誰かや自分を責めた思いは
やがて無意識の領域に沈み込み
時間が経てば経つほど、コントロールできなくなる
砂時計の砂が下に落ちるにつれて
底を覆い隠してしまうように
だから、悲しいことや辛いを乗り越える時
時間が解決してくれるのを待つのではなく
自分で解決しなければいけないんだろう
自分が受けたつらさを
「時間が解決してくれる」
その言葉で語りたくないから
どんなときでも自分の意志で
自分の選択によって人生を創りたい
そう思う
この時期、これからの時期
セラピストや出張ホストさんの退店が増えるシーズンです
悲しい気持ちの人
自分の知らないところに
たくさんいると思います
無理にその気持ちを押し込もうとしないで
LUST 佐藤充希
佐藤 充希の写メ日記
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時間は何も解決しない佐藤 充希
