国内で流通している卵の生産方法を大別すると次の2つになります。
・ケージ飼い
・平飼い・放し飼い
ケージ飼いとは、鶏をほとんど身動きの取れないケージの中で飼育し産卵させることです。
一方、平飼い・放し飼いは鶏本来の生育環境を再現して、草や土の上で自由にのびのびと飼育することです。
ケージ飼いはコストメリットが大きいことから、単価も安くなります。
日本で流通している卵の99%はケージで育てられたものです。
しかしながら、ケージ飼育は鶏たちにとって幸せな環境とは言えません。
それどころか、かなり劣悪でストレスフルな現場が多いのが実情です。
あまりに悲惨な現実なので、写メ日記で文章にしたくないくらいです。
興味のある方は、以下の現代ビジネスの記事を読んでいただければと思います。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/54355
動物福祉の観点からケージ飼いは見直されつつあります。
ヨーロッパ諸国では、ケージ飼育禁止の条例も制定されています。
日本でも近い将来、大手食品メーカーや飲食店が平飼い卵を選択する事例が増えていくと予想しています。
私が今農業の勉強をしているきっかけのひとつは、平飼い養鶏の実践に興味を持ったことでもあります。
卵は私たちにとってあまりにも日常的な存在ですが、これらがどのように生産されているのか、少しでも多くの方々に関心を持ってもらえるようこれからも活動していきます。
禅の写メ日記
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私が平飼い卵を買う理由禅