【参禅記 2日目】- 禅(エクスタシー東京)東京/性感マッサージ

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禅の写メ日記

  • 参禅記 2日目
    参禅記 2日目

    朝5時前に起床し顔を洗い、歯を磨き、すぐに禅堂へ向かう。
    禅堂は長方形で12畳くらいの広さがあり、中央奥に聖僧様の尊像が配置されている。
    尊像をコの字型に囲むように畳が設置され、等間隔に座布団が敷かれている。
    座布団の上には腰痛防止の丸いクッションが置かれ、参禅者たちはそこに腰掛けて壁側を向いて坐禅を行う。
    畳以外の床は木張りとなっており、どこまでも完璧に掃除されていてツヤがある。
    窓から太陽の光が差し込み、たくさんの鳥たちの声が聞こえる。


    今朝は呼吸に集中することができない。

    5日間の有休を取得するため、先週までいつもより慌ただしい日々を送っていた。
    そしてこの参禅を終えた後も、慌ただしい日々を送ることになるだろう。
    多くのあらゆる確認作業が待っている。

    猫たちは元気にしているだろうか。
    シッターさんにお世話を依頼しているが、私が帰って来ないことに何かしらの感情を抱いているはずだ。

    そのようないくつかの不安要素が頭の中に止めどなく入り込んでくる。


    朝食後、老師から助言をいただく。

    「人間の体は本来、動くことに適した構造になっている。何時間も同じ姿勢で座り続けることは自然の摂理に反しており、体にも脳にも悪影響を及ぼす。雑念を制御することも難しくなる。座ることに疲れたらお茶でも飲み、楽な体勢に切り替えなさい。眠くなったら潔く昼寝しなさい。気力・集中力がなくなったら形だけの坐禅となり全く意味がない。30分なら30分と決めて、その間は命懸けで一呼吸に徹しなさい。」

    老師の指導法は、とにかく「悟り」への一点突破。
    禅堂ですることは「一呼吸を守ること」のみ。

    「一心不乱に呼吸しなさい。」
    「呼吸そのものに成り切りなさい。」

    これらの言葉を何度言われたことか。
    とにかく老師から言われたことをその通りにやるしかない。

    しかし、一見簡単そうに思える「一呼吸」に途方もなく苦しむことになる。




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