午前10時過ぎの都内電車
向かい側に20代前半ぐらいの男女の2人組が座っていて女性はうとうとしていた。
横にふらふらしていると男性にもたれかかるよう寝ていた。
男性も腕組みしながら寝ていて
その腕組みしている手の人差しがどんどん伸びきて彼女の胸に当たっていた。
はじめはカップルなのかと認識していたが
彼女がふと起きた途端彼はすっと手をしまった。
彼氏ではなく寝ている女性の胸を触ってる痴漢なんだと気づいたら気持ち悪く感じて吐き気を覚えた。
女性は全く気づいている様子がなくまた寝てふらふらし始めた。
そうすると男性はまた寝たふりで指を伸ばし女性の胸を触りはじめた。
自分自身痴漢を目撃した機会が初めてでどういった行動を取れば全くわからなかった。
考えた結果、席を立ち男性の目の前に仁王立ちして蔑んだ目でじっと見つめて威嚇することしかできなかった。
怖かったけどすぐに男性は気づいて慌てて電車を降りてくれたから良かった。
正直今でもあの時にどういう行動が正解だったかわからない。
もし止めて駅員さんにつき出せば一つの過ちでこの若い男性の人生は変わってしまうんじゃないか。
つき出さなかったのは男性のためだけでなく待ち合わせがあったから時間に遅れたくなかったのと単に僕に勇気がなかったから。
女性が気づいていないならという自分の甘さ。
女性を相手にして性を提供する者として性暴力や性的搾取は見過ごすべきではないとは思う。
僕が言うなと思われるけど
痴漢やセクハラはなくさなければならない。
だからこそ"望まれるセクハラ"を提供しようとより決意しました。
santuario旭
旭の写メ日記
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今日電車で痴漢を目撃した話旭