辛いことがあって相談した時
「その気持ち分かるよ」
って言われる事がある
分かるわけがない
例え同じ辛い事があったとしても
貴方は俺じゃないし
俺は貴方じゃない
誰も人の心の奥なんてものは分からない
そしてその言葉の後に
「でもそんなの大したことじゃない、俺なんてもっとこうだった」
と、辛さマウントが飛んでくる事がある
笑わせようと自虐ネタとして言ってくれるなら寧ろ救われることもあるけど
そうじゃない場合
本人は励ましてるつもりでも
結果、相手の苦しみを否定してるということに気づいていない
いくら上には上がいようと、世の中的に大したことじゃなくても
その人には、その人の人生、世界があって
人によって心のキャパも違えば状況や環境も違う
それが分からない時点で相手の気持ちなんて分かるはずがない
そう思って生きてきた
だから、もし君になにか辛いことが起きたのなら
俺にはその辛さの度合いなんてものは計り知れないけど
君のその気持ちは分からないけど
君が苦しんでることは分かる
君の横にいてあげる事は出来る
そっと抱きしめてあげることは出来る
一緒に泣いて
一緒に怒って
一緒に悩んで
最後に笑い合いたい
そうやって少しでも君の心に触れれたら。
ちょっと頼りないかもしれないけど
それが俺なりの寄り添い方。
ハクナの写メ日記
-
寄り添うハクナ