【ちょっぴり不思議で怖い体験】- ハクナ(santuario)- 性感マッサージ

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ハクナの写メ日記

ハクナ

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  • ちょっぴり不思議で怖い体験
    ハクナ
    ちょっぴり不思議で怖い体験



    電車に揺られていると


    左から重みを感じて


    目を開けると


    黄緑色のジャージを纏った脚がみえた




    あぁ、寝ちゃってた


    横のこの人も寝てるんだろうか



    向かいの窓に映し出された隣の人をみてみる



    全身黄緑色のジャージに白のスニーカー


    白いキャップを被っており顔は分からない


    黒く長い髪が見え


    女性なんだと分かった


    ベストなポジションを探すように


    やけにもたれかかってくる様な



    寝ぼけてるのか ワザとなのか何なんだ


    俺の事が好きなのか?


    とか考えていると電車はトンネルに入っていった


    次第に暗くなる景色


    すると僕の肩にもたれていた女性は


    僕の前に体を乗り出し顔を近づけ始めた


    何故か僕は動くことが出来ず


    固唾を飲み、その様子を向かいの窓越しに凝視していた


    彼女が僕の顔の前で何かをささやいた気がした


    その瞬間目の前が真っ暗になった



    取り戻されていく視界は青く歪み、声も出せない



    これはやばい。



    毒を吹きかけられたのか



    そもそもこの世の者じゃなかったないのか



    どうしたらいいのか…パニックになった


    きさらぎ駅という都市伝説が頭をよぎった


    僕はこのままどこかへ連れていかれるんじゃないかと思った


    さらにパニックになった


    やられる前にやり返さないと。


    覚悟を決めて渾身の力を振り絞ると



    現実の世界で僕の左脚は虚空を蹴り上げていた



    す、すいません…と小さく周りに謝り


    また眠りについた



    全ては悪夢でようやく現実に戻ってこれたのに


    現実逃避をしようとしたのだった。


    今思えば金縛りにあった時と同じ感じだった


    ただ………


    恥ずかしすぎる!!恐怖!!!




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