人の命を救いました、多分。
身体が動かなかったら
目の前で「最悪のケース」を見てたかも
と思うとゾッとする。
帰りの電車を待つホームで
電車のドアが目の前で開いた。
プシュー
ベビーカーに赤ちゃんがいる
可愛い
そのままお母さんが押して
電車からホームに降りようとした時
前輪がホームと車体の溝にハマり
前輪が固定され
そこを支点に
お母さんが前に倒れてきた。
心の中で
「っな、????!!!?!!!!!」
って思いながらも
ベビーカーの下に滑り込んで
支える事が出来た。
めっちゃ膝痛いけど
「最悪のケース」を見なくてよかった。
どうやら
溝にハマった時に
後ろから押した奴がいた。
ソイツは平謝りにして帰ったけど
そういう人に迷惑かける自分勝手なやつが
人を傷つけて
平気なツラして生きてると思うと
殺意が沸くよね。
コレはネットもリアルもおんなじだな。
たまたま俺がいて
たまたま俺が動けて
たまたま俺が腕長かったから良いけど。
多分、あの赤ちゃんは
強運持ってるな。
泣かないし
俺が可愛いねーって言っても
プイプイして
目線合わせてくれなかったし。
俺がこの身長に生まれて
大して運動にも活かさず
無駄に腕とかが長いのは
誰かを守る為だったのかもしれない
そんな大袈裟な
天啓を受けたような気になった
そんなお話。
俺の横にいれば
守ってあげられるから
離れんなよ。
麗
麗の写メ日記
-
赤ちゃんを助けた話麗