「口調」とは、言い回し。
それは言葉をナイフにも水にも変え、
毒をオブラートに包むこともできる。
ワード選びと、トーンはすごく大切だ。
「言葉責め」においても凄く大切。
「これ、やって」という言葉一つとっても、
「これ、やれ」 「やれよ」の命令口調や、
「これ、やってください」「お願いします」などの謙虚な口調で、
言葉の捉え方が変わるが、
これは「男女」においては、男性が苦手である。
男性はこの「ワード」選びと、「トーン」配分が、
絶妙に下手である。
逆に女性はかなり敏感。
そもそも、「これ、やって」も
「ワード」選び的にもダメなほうだけど
特に男性は声の低さもあって、
「これ、やって↘」と
イントネーションを下げがち。
すると「トーン」が命令口調に聞こえる。
これは、ドMでも嬉しくないだろう。
ベストなのは
「これ」ではなく具体的に名前を挙げて
「〇〇って、お願いしてもいい?↗」
くらいは言えば、
お願いされたほうも悪くは捉えない。
そもそも、自分でやれよって話もありますがそれは置いといて。
日常生活における男性は、
女性に優しく謙虚に接する上で
このくらいは必要で、
僕はもとから声が低いので心がけてはいます。
変だったら言ってくださいね。
この「ワード」と「トーン」は、
ベッドの上でも重要で、
「言葉攻め」なんかもこれで失敗する。
上手な人は敢えて優しい言葉で、
焦らしたりするし、
ドMな方には「命令口調」をしたりと、
日常生活とはまた違う配慮が必要です。
絶対に「気持ちい??↗」×2、とか、
「逝ったの?↗」×3、とか聞かないでほしいよね。
言葉攻めは基本的には、
「実況中継」で充分ですよね。
濡れてきたら「濡れてきたね」
ビクンと動いたら「腰動いてるね」
「反応」と「気持ち」をごっちゃにすると
芯を外す。
性感中に「うるせえよ」って思って萎える。
だから言葉攻めって案外難しいんだと思ってます。
何がベストなのかは、長くなったので別の機会に書きますが、
日常でもベッドでも
言葉や口調で大切なのは
相手に寄り添うってことですかね。
では次回、
「言葉責めは朗読のように」
お楽しみに。
麗
麗の写メ日記
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口調と言葉責め麗