「小さな死」
経験したことありますか?
フランスでは性行為の後、
疲れ果て、気を失ったような状態を、
「 La petite mort」 (プチ・モルト)
「小さな死」と呼びます。
男女問わず、
全力で愛し合った後は、
気力も体力を使い果たし、
ベッドに倒れこむ。
汗だらけの身体もシーツも汚れも、
気にできないほどに、
相手の身体に倒れこむ。
「アレ」を体験したら、
他の性行為なんて何の価値もない。
僕は最初から性感中に、
自然と言っていた言葉があります。
「ねえ、死んで?」
なにも本当に殺したいわけじゃありませんけど、
死ぬほど感じてほしい。
我々、日本人は「快楽」を求める先に、
「逝く」という表現を使っている。
これは本能的に「小さな死」を、
求めていたのかもしれない。
死は、
肉体から魂が解放すると、
捉える考えもありますし。
快楽の先の「小さな死」というのは自然な表現です。
僕はそれを追い求めたい。
オーガズムという「脳波」ではなく、
「魂の開放」を。
ねえ、ちょっと死んでみる?
麗
麗の写メ日記
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小さな死 ~ La petite mort ~麗